太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復活を遂げた。
そして、高度経済成長が始まろうとしていた時代に、
復活の象徴として、日本は東京オリンピックの開催を目前に控えていた。
人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。
煙突から吐き出される煤煙。道路にひしめく車の土埃。
人々でごった返す街。工事や建物の解体作業の騒音。
しかし、それでも海は青く、緑は輝き、空は広く、
世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた。
そんな時代に、横浜にあったある高校で、明治に建てられた由緒ある建物をめぐっ
て、
小さな紛争が起きていた。
古いけれど、歴史と思い出のつまった建物。
それを取り壊すべきか、保存すべきか。
ある高校生の男女が、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。
徐々に惹かれ合うふたりにある試練が襲いかかり…。
ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのか。
16才の少女・海うみと17才の少年・俊の恋と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を
縦糸に、
この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いてゆく―。
長澤まさみ 岡田准一 他
(C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT
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