端午祭の最中、ジャグンから禁衛営へ義禁府の捜査が入ったことが報告され、哲宗は激昂する。しかし、兄を人質にとられた哲宗は禁衛営の兵たちの処遇をジャグンへ一任することに。そして祭りの終わりに哲宗が神々に祈りを捧げ終えると突然爆発が起きる。大王大妃らが避難する中、ボンファンは吹き飛ばされて血を流す哲宗の元へ行こうとするが、周りの者に止められてしまう。治療を受ける哲宗は、その後一時的に意識が戻るが…。
端午の扇を手に両者一歩も譲らない戦いを繰り広げる哲宗とビョンイン。その最中にビョンインはソヨンを殺そうとした刺客が哲宗であることに気づき憤怒する。その頃、水剌間では妨害により食材が届かず、飲み水に毒草を入れられたせいで熟手たちは腹痛を起こし使い物にならないという事態が起きていた。絶体絶命の状況に、ボンファンは見て見ぬふりを決め込むが、自分がはめられた時と似ている状況に胸騒ぎを覚える。
ファジンから帳簿を受け取った大妃は、王妃を引きずり落とすために使おうと画策する。一方のジャグンたちは、王妃の父が紛失した帳簿を王が持っていると考え、対応策を練る。そんな中、ボンファンと哲宗の思惑が一致し順調に進んだ側室選びで、3人の側室が選ばれる。ボンファンが寝る前に側室たちへ書いた文は、誤って哲宗の寝所に届いてしまいボンファンは哲宗が相手と知らずに文通が続く。そんな中、端午祭当日を迎え…。
哲宗の探している帳簿を持つファジンは、哲宗に手渡しするため便りを出すが女官から大妃へ伝わり待ち合わせが妨害されてしまう。一方、技術の流出を防ぎたいボンファンは、調理法の伝授に反対していたが大王大妃から待令熟手を打ち首にすると言われ仕方なく教えることに。そんな中、帳簿がなくなっていることに気づいた王妃の父は慌ててジャグンに会いに行き、逆にその様子から帳簿をなくしたことを気取られてしまう。
夜中、帳簿を探しに密かに庭の井戸へ向かった哲宗は、井戸の中で帳簿を見つけられず幼少期の記憶がよみがえってパニックになる。その頃、ボンファンにも哲宗と同じ頃のソヨンの記憶が戻り、井戸の様子を見に行って倒れた哲宗を発見する。王妃の実家で帳簿を見つけられぬまま王宮へと戻った哲宗は、その行方に疑問を感じ、王妃の父に見張りを付けることにする。一方、王妃の屋敷で帳簿を手に入れていたファジンは…。