大雨が降り池に水が溜まると確信し大はしゃぎするボンファン。そんな王妃の姿を見た哲宗は謝罪をしようと声をかけるがきっぱり断られる。その夜、元の世界に戻るべく喜々として、満水の池に飛び込んだボンファン。水の中にいると、王妃を助けるべく池に飛び込んだ哲宗がやって来て引き上げられてしまう。池の中に戻ろうとする王妃に、哲宗は“ノータッチしよう”と提案し、真剣な哲宗にボンファンは根負けしてしまう。
大王大妃が宜嬪を陥れることに成功したと思われたやさき、王妃が邪魔に入り王と宜嬪の危機を救ってしまう。ボンファンが意中の女性である宜嬪に、かっこよく思われたいが為にした事だったが、大王大妃は大激怒し王妃を廃位すると言い渡す。王宮の池からでないと元の世界に戻れないボンファンは許しを請う。その頃、宜嬪を陥れるために王妃がわざと池に落ちたと思っていた哲宗は、実は自死だったと知り、自責の念にかられる。
池に水が溜まるのを待つボンファンは、待令熟手に頼んで井戸から池に水を運ぶ女官たちに飲み物を差し入れる。監視の暇つぶしに刺繍を提案され、過去のソヨンが刺した刺繍と当時の様子を聞き池に落ちたのは自殺ではないかと考える。一方、側仕えのオウォルがさらわれたことで、王妃の標的が宜嬪だと悟った哲宗は最後は自分が矢面に立つとファジンに告げる。しかしそれを聞いたファジンは哲宗を守ろうと大王大妃を訪ね…。
妓楼からの帰り道で自分の首に剣先を向けて命を狙った刺客が他ならぬ哲宗だったと気付いたボンファン。怒りが込み上げ、2人の間には殺伐とした空気が流れる。前にも増して元の世界に戻ろうと必死にもがくボンファンとは異なり、哲宗は今までとは似ても似つかない王妃の言動に自身を振り返るようになる。その頃、ビョンインはソヨンを襲った刺客の正体とその一派を暴くべく、衣の切れ端を唯一の手掛かりに刺客探しを始める。
大王大妃を懐柔するため、料理することを思いついたボンファンは最高位の男性調理師である待令熟手と料理の勝負をし、勝利して調理場の全員に協力するように命じる。一方密談の内容を聞かれたかどうかが気になる哲宗は、共寝を口実に王妃の元へ通って聞き出そうとするがうまくいかない。そんな中、ソヨンを襲った刺客の正体を突き止めようと調査するビョンイン。そして、大王大妃の食事を寝ずに作ったボンファンは…。