フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

前西喜弘

Profile プロフィール

前西喜弘

釣り人、バンドマン、音楽プロデューサーという異色の肩書を持つマルチアングラー。本来は紀伊半島の磯釣りでグレ、大阪湾の堤防でのチヌなどフカセ釣り名手として知られるが、夏場には波止、船でのマダコ、秋には波止でのタチウオなどにも精通する。エサ、ルアーを問わず幅広いジャンルで四季折々の釣りを楽しむ。

Tackle タックル

ラグゼ オクトライズFUNETACO

繊細なマダコのタッチを見逃さないソフトな穂先と、掛けた瞬間から一気に底から浮かせるバットパワーを兼ね備えたボート、船専用のエギマダコ専用設計。シャープなアクションと高感度な調子でマダコを誘う「極先調子170」と、アクション時にエギの移動を極力抑えマダコにアピールする「先調子178」の2アイテムがラインアップされている。

ラグゼ オクトライズ・スパイクロー

明石海域でテストを重ねて生まれたエギが「オクトライズ・スパイクロー」だ。最大の特徴は背面に設置されたシャフトにより、アピール度を増幅させるワーム「オクトライズ・ノリノリクロ―」をワンタッチで脱着させることができる点。エギは10色、ワームは6色がラインアップされており、水色や水深などに合わせて瞬時に適合する組み合わせを探ることができる。

Target ターゲット

マダコ

マダコ

古くから日本人の食卓には欠かせない食材であるマダコ。日本での漁獲では需要を賄いきれず、モロッコやモーリタニアから輸入される近似種の方がスーパーなどではよく見られる。明石海峡周辺のマダコは急潮に育まれ、身がしっかりしていて、味が良く「明石ダコ」として珍重される。兵庫県の沿岸海域で第1種協同漁業権の対象となっているマダコは漁業権を持っていない人が獲ると漁業権侵害となるため、遊漁船の場合も漁協組合員の船での釣りが前提となる。また、資源保護のための対策が随時行われるため、ルールに従った釣りが必要となる。

Field フィールド

兵庫・明石沖

兵庫・明石海峡の西側から加古川河口沖にかけての一帯が「明石沖」と呼ばれるマダコの漁場となっている。釣り場の水深は深いエリアで60m、浅場では5~6mと変化に富んでいる。このエリアの海底は小砂利から大き目の転石が入っている場所や岩盤など、マダコはエサ場とするため格好のマダコ釣り場となっている。ただし、マダコに関しては第1種協同漁業権の対象となっているため、禁漁期間、漁獲をできる資格など資源保護のための細かなルール、規制が設定されているため、末永くマダコ釣りを楽しむためにも遵守したい。

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