Angler アングラー

Profile プロフィール
松島彰吾(まつしましょうご)
小学生の頃、父親に連れられて堤防でのアジ釣り、中学からはバス釣りにハマる。現在は「ラグゼ・桜幻」シリーズの開発を担当。そのため、ホームグラウンドである明石、瀬戸内を中心に鯛ラバ、鯛テンヤでの釣行が圧倒的に多い。特に鯛ラバではスピニングタックルでの様々なメリットを探り続けている。逆に鯛テンヤではベイトタックルを好んで使っている。

Profile プロフィール
福谷清志(ふくたにきよし)
テレビ大阪アナウンサー。スポーツ実況からニュース、バラエティまでこなすアナウンス部のエース。いつもは、フィッシングDAYSのナレーションを担当。釣りは全くの初心者だが、今回、松島彰吾さん(がまかつ)の教えでタイラバに挑戦。持ち前の運動神経の良さを発揮して大金星をあげる。
Tackle タックル
LUXXE桜幻 鯛RUBBER R
人気を博している鯛ラバ専用ロッド「桜幻・鯛RUBBER」シリーズ。今回使用したのは感度にこだわり、水中から伝わってくる情報を徹底的に収集できる機能を追求した「桜幻・鯛RUBBER R」。鯛ラバ初挑戦となった福谷清志アナウンサーは、操作性が高く、ストレスのない釣りが展開でき、オールラウンドに使える「B66L-solid.R」を使用。一方、松島彰吾さんは、アンダーハンドキャストでも遠投ができ、浅場での釣りに優位性を誇るスピニング仕様の「S64M-solid.RF」を使用した。
桜幻鯛ラバーQ TGシンカー
速いフォールスピードでの優位性を生かせるタングステン素材を使用した「桜幻・鯛ラバ―TGシンカー」。今回、メインで使用した60gタイプには15色がラインナップ。グロー系も多く、ステルス性の高いマットカラーとスーパーグロー(下地)の組み合わせにより、深いボトムではグローが、浅場や浅いタナではマットカラーで誘惑する。一つのシンカーにアピールの方法をマルチに組み込んだ優れもの。
桜幻シリコンネクタイ
鯛ラバにおいてもっとも重要視されるのが、波動でマダイを誘うネクタイ。その形状や長さ、素材の差で食い気が大きく変わるとされている。今回使用したの主に2種類。「桜幻シリコンネクタイ・厚切りマルチカーリー」は強く複雑な波動を出し、アピール力は絶大。24色と豊富なカラーバリエーションがある。「桜幻シリコンネクタイ・シングルビッグカーリー」は幅広く大きなカーリーが生み出す波動と、ピンテールの微波動の組み合わせで複雑なアピール。
桜幻カスタムフック
スーパークイック
細軸、ストレートポイント、マイクロバーブ、ショートシャンクと言った、早掛け、即掛かりを徹底的に追求して設計された鯛ラバ専用フック。アワセ不要で深く刺さることを意識したほか、細軸軽量のフックなので、3本フック、4本フックなどのマルチフックでもトラブルがない設計。長さを違えた2種類のハリス付きタイプも発売中。
Target ターゲット

マダイ
日本人とは切っても切れない魚であるマダイ。国内では太平洋側の日本列島沿岸、北海道以南の日本海側に生息し、釣りのターゲットとしては、憧れを含みもっとも親しまれている魚だろう。小魚から甲殻類、頭足類、貝類など幅広い食性を持っているので、その分、釣り方も多彩に進化している。今回、高松沖では、シンカーにシリコン製のネクタイ、フックを付けただけのシンプルな仕掛けで狙ったが、ジギングでの釣りも人気。エサ釣りではオキアミをエサにしたテンビンフカセや胴突き、時として小魚をエサにした落とし込み釣りなどでも釣れることが多い。
Field フィールド
香川・高松沖
近年、マダイ釣りのメッカともなってきているのが香川県高松市沖の海域だ。今回、鯛ラバで訪れたのは高松港から北に位置する女木島、男木島、そして西側にある大島に囲まれた一帯で、平均して水深は浅く夏~秋には20m前後のシャローでの釣りがメイン。特に浅場でヒットしたマダイはよく走り、強烈でスリリングなやり取りが楽しめるとあって人気。浅場とはいえ、40cm前後から80㎝級の大型マダイまで登場するので油断はできない。船長が潮の流れを見ながらポイント選定をしてくれる。
