フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

廣岡保貴<small>(ひろおかやすたか)</small>

Profile プロフィール

廣岡保貴(ひろおかやすたか)

10歳の頃から始めたアユ友釣りで、日高川・龍神地区では、弟の昭典さんらと自転車で走り回り、アユ釣りを追う姿が当時のアユ釣り師にも「チャリンコ軍団」として知られていた。その後、4兄弟でアユ釣りに没頭すると、地元はもとより、全国的に兄弟トーナメンターとして有名に。泳がせ釣り&上飛ばしでの釣りを追求し、全国大会でも上位入賞の常連として名を馳せる。

Tackle タックル

がま鮎 ショートスペシャル 7.5m

操作性が良く、一日振っていても疲れ知らずなショートロッドが「がま鮎ショートスペシャル」だ。全長7.5mからの設定で、今回の舞台となった日高川龍神地区のような小規模河川でのアユ攻略に使いやすい友釣りロッド。小河川や上流部の川幅が狭い河川での操作性を追求した先調子設定ながら、盛期の中型アユに対してもしっかりと曲がり込む粘りでバラシを減らし、余裕を持って取り込むことができる。また、ショートロッドの「短さ」を生かした竿抜け攻略や生い茂る木々の下狙いなど、今までに攻めきれなかったポイントを攻略できる。今回使用した7.5mの他、8m、8.5mまでのアイテムがラインアップされている。

G-HARD V2 快

掛かりやすさ、ホールド性などトーナメントシーンでの使用を追求して設計された「G-HARD・V2快」。早掛けに適応したショートタイプで、深く刺さり込むストレートな鈎先が特徴で、やや内向きに設定された鈎先により掛かったアユをバラさないホールド性も向上させた。

Target ターゲット

アユ

アユ

日本を代表する淡水魚が今回のターゲットであるアユ。日本を中心に東アジア一帯に生息する。秋に川で生まれた稚アユは、海へと下り、翌年の春に川へとソ上する。仔稚魚の頃はプランクトンなどを常食し、川へとソ上してからは岩に付く藻類を主食とするようになる。石に付く藻類を食べることから、質の良い石の周辺を自らの縄張りとし、侵入者に激しく攻撃を仕掛ける。この習性を利用したのが友釣りだ。1年で一生を終えるため、解禁当初の若いアユから盛期のアユ、産卵を意識した終盤のアユと、季節の進行に伴って、その大きさや味も変わる。

Field フィールド

和歌山・日高川龍神地区

和歌山・日高川の釣り場は椿山ダムを境に下流と上流に分かれ、河川の様相もずいぶんと変わる。下流部は川幅の広い押しの強いポイントが多く、海からのソ上アユも多い。ダム上流部、特に今回竿を出した龍神地区は水の清らかさもさることながら、川幅が狭いエリアが多く、渓谷のような小河川の支流もあり、放流アユがメインの釣り場となる。釣れるアユも非常に美味と定評がある。

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