フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

中村勇生(なかむらいさお)

Profile プロフィール

中村勇生(なかむらいさお)

神奈川県下を中心に船釣りで実績を上げ続ける実力派アングラーが中村勇生さん。様々な釣りをこなすが、特にテクニカルなマルイカ釣りやアオリイカのティップランには深い造詣がある。中村さんが生みの親となった「聞き誘い釣り」はマルイカを狙っている際に、ボトムからの聞き上げでよく乗ることからアオリイカのティップランへ応用したものとのこと。あまりのイカ釣り好きから、仲間内では「勇生」をもじって「イカオ」君と呼ばれている。がまかつフィールドテスター。

伊藤宗利(いとうむねとし)

Profile プロフィール

伊藤宗利(いとうむねとし)

バスフィッシング、ティップランエギングを得意とし、バス狙いでは全国を駆け回る行動派アングラー。ティップランでのホームグラウンドは三重県志摩エリア。幼少の頃、叔父さんに釣りへ連れて行ってもらったことでハマり、釣り歴は33年を数える。釣りメーカーへ就職後、現在は関西エリアの営業&鈎部門を受け持つ。信条は「釣れた」ではなく「釣った」を追求し快感を得る。これぞ釣りの醍醐味。

Tackle タックル

ラグゼ EGTR・X・S65M+solid

ティップランエギングにおいて、シャクリ、巻き動作後のステイ時にエギをいかに安定させることができるか…は、釣果を大きく左右する要因だ。そんなエギのステイを安定させることを徹底的に追求したロッドが「ラグゼ・EGTR・X」シリーズだ。エギの安定だけではなく、ソリッド素材を使用した極細センサーティップにより、海中からの反応を高感度で伝えてくれ、いざ、アタリがあった際には確実にフッキングに持ち込むバットパワーを兼ね備えている。ラインアップは長さ、調子を変えた全9アイテムがあるが、今回、中村勇生さんが使用していたのは「聞き誘い」時に思うようにエギを動かすことができる、シリーズ中もっとも硬調な「EGTR・X・B65M-solid」。

ラグゼ EGTR・X・アルティメイト S65ML+solid

感度と操作性を究極まで突き詰めた船からのティップラン用ロッドが「ラグゼ。EGTR・Xアルティメイト」だ。「S510ML+-solid」と「S65ML+-solid」の長さを違えた2タイプが設定されているが、ともに自重は50グラム台の軽さを誇る。ティップには極細カーボンソリッドを採用し、海中からの微細な変化も的確に感じ取ることができる好感度が実現。現代の繊細なティップランに威力を発揮するモデルだ。今回、伊藤宗利さんが使用していたロッドは波のある中でもエギを安定させることができるロングスペックの「S65ML+-solid」。

Target ターゲット

アオリイカ

アオリイカ

イカの王様と呼ばれるアオリイカ。1年で一生を終える年魚で、釣りでは春の大型、秋の数釣りが2大シーズンである。地方によりミズイカ、モイカ、バショウイカなどと呼ばれる。おかっぱりではエギングやアジをエサにしたヤエンでの釣りを始め、船からはティップラン&キャスティングなど、いずれもゲーム性の高さと、食味の良さで人気は高い。今回は船からのエギを使ったティップランでは春を前に深場に潜む大型アオリイカを狙う。

Field フィールド

三重・志摩沖

三重県北部、大王崎から御座岬沖にかけてのエリアは、知る人ぞ知る船釣りの好フィールド。特にルアーではタイラバ、ライトジギング、トンジギなどを始め、アオリイカ狙いでは、冬場を中心としたティップランや、春、秋などには船からのキャスティングゲームも人気。志摩沖には海底に大きな馬の背状の地形があり、複雑な海流にベイトフィッシュとなる小魚の寄り付きも良いことから、それらを捕食する大型魚やイカなども豊富。アオリイカに関しては冬場の2、3月にティップランで2kgを超す大型が釣れ、4月以降は浅場でのキャスティングで3kgクラスも登場する。

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