Angler アングラー

Profile プロフィール
三石忍(みついししのぶ)
千葉県在住ながら、地方への遠征釣行もこなし、年間釣行は130日を超える超スゴ腕アングラー。東京湾、大阪湾を始め、船のタチウオ釣りでは卓越した理論と実践で驚きの釣果を上げる。また、釣りの解説も非常に分かりやすく、釣り教室の講師としても人気が高い。カワハギ釣りでもメーカー主催の競技会で優勝するなど、技術を要する繊細な釣りを得意とする。今回のマダコ釣りを始め、センシティブな駆け引きを要する釣りを得意とする。

Profile プロフィール
まどか さん(乗合船のマドンナ)
18歳の頃から小松乗合船のスタッフ。根っからの釣り好きが高じて、お手伝いかたわら、毎日船に乗り続ける。タコ釣り歴は15年以上。ほかにテンヤタチウオ、ノマセ釣りの青物、メバル、ウマヅラハギ、日本海のケンサキイカやマダイ釣りなど、仕事とプライベートともにどっぷりと釣り三昧の生活を送る。釣りに詳しく、お客さんにも親切にアドバイスしたり、オマツリや糸絡みなどのトラブル時にはすぐに駆けつけてくれる。看板娘としても人気!
Tackle タックル
LUXXE・Octorise・FUNE TACO








繊細なマダコのタッチを見逃さないソフトな穂先と、掛けた瞬間から一気に底から浮かせるバットパワーを兼ね備えたボート、船専用のエギマダコ専用設計。シャープなアクションと高感度な調子でマダコを誘う「極先調子170」と、アクション時にエギの移動を極力抑えマダコにアピールする「先調子178」の2アイテムがラインアップされている。
LUXXE・オクトライズ・スパイクロー

明石海域でテストを重ねて生まれたエギが「オクトライズ・スパイクロー」だ。最大の特徴は背面に設置されたシャフトにより、アピール度を増幅させるワーム「オクトライズ・ノリノリクロ―」をワンタッチで脱着できる点。エギは10色、ワームは6色がラインアップされており、水色や水深などに合わせて瞬時に適合する組み合わせを探ることができる。
オクトライズ・ノリノリクロ―

甲殻類のフレーバーを練り込み、大きな爪と脚がフワフワと水中で漂いマダコにアピールするワームが「オクトライズ・ノリノリクロ―」。スパイクローの背面にはピンとロックシャフトに挟み込むだけのワンタッチ装着で、交換も楽々。高強度のエラストマー素材を使用しているためちぎれにくく耐久性も高い。全6色がある。
Target ターゲット

マダコ
古くから日本人の食卓には欠かせない食材であるマダコ。日本での漁獲では需要を賄いきれず、モロッコやモーリタニアから輸入される近似種の方がスーパーなどではよく見られる。明石海峡周辺のマダコは急潮に育まれ、身がしっかりしていて、味が良く「明石ダコ」として珍重される。兵庫県の沿岸海域で第1種協同漁業権の対象となっているマダコは漁業権を持っていない人が獲ると漁業権侵害となるため、遊漁船の場合も漁協組合員の船での釣りが前提となる。また、資源保護のための対策が随時行われるため、ルールに従った釣りが必要となる。
Field フィールド
兵庫・明石沖
兵庫・明石海峡の西側から加古川河口沖にかけての一帯が「明石沖」と呼ばれるマダコの漁場となっている。釣り場の水深は深いエリアで60m、浅場では5~6mと変化に富んでいる。このエリアの海底は小砂利から大き目の転石が入っている場所や岩盤など、マダコがエサ場とするため格好のマダコ釣り場となっている。ただし、マダコに関しては第1種協同漁業権の対象となっているため、禁漁期間、漁獲をできる資格など資源保護のための細かなルール、規制が設定されており、例年、シーズン前に多少の変更点があるため、船宿に確認しておきたい。末永くマダコ釣りを楽しむためにもルールは遵守したい。
