Angler アングラー

Profile プロフィール
三石忍 (みついししのぶ)
千葉県在住ながら、地方への遠征釣行もこなし、年間釣行は130日を超える超スゴ腕アングラー。東京湾、大阪湾を始め、船のタチウオ釣りでは卓越した理論と実践で驚きの釣果を上げる。また、釣りの解説も非常に分かりやすく、釣り教室の講師としても人気が高い。カワハギ釣りでもメーカー主催の競技会で優勝するなど、技術を要する繊細な釣りを得意とする。がまかつテクニカルインストラクター。

Profile プロフィール
鶴岡克則 (つるおかかつのり)
古くからブラックバスのトーナメントに参加するなど釣りに没頭していたが、15年ほど前に父に連れていってもらった船カワハギ釣りの魅力にハマり、カワハギ釣りに専念。本格的に競技会に参戦し始めて10年。2019年がまかつ関東地区カワハギ釣り大会優勝を始め、様々なカワハギ釣り大会で上位入賞の常連となる。得意はキャスティングでの釣り。ホームグラウンドは千葉県勝山沖、竹岡沖で、地方遠征もこなす行動派。がまかつフィールドテスター。
Tackle タックル
EXSIGNAL KAWAHAGI (エクスシグナル・カワハギ)








3人の船カワハギ釣り名手が、それぞれに得意な釣りを具現化するためにプロデュースしたカワハギ専用竿が「EXSIGNAL・KAWAHAGI」シリーズ。タイプはゼロテンション、たるませなど横の釣りに対応させ、テクノチタントップを採用した「179SS(センシティブセンサー)」、全体に張りを持たせた高感度仕様で縦の釣りを得意とする「172AC(アクティブコンタクト)」、ゼロテンションから宙層までをカバーする「175AR(オールラウンド)」の3機種。「172AC」と「175AR」は高感度で知られるスーパートップ採用。自重は3機種ともに78g。
糸付 競技カワハギ速攻、くわせ、AT






口が小さくエサ取りがうまいカワハギの食い方に合わせた競技用モデル鈎が「競技カワハギ」シリーズ。やや開き気味の鈎先がカワハギの口に食い込み宙から底の釣りまで対応した「速攻」、吸い込み性能と掛かり良さを追求し、カワハギがエサを吸い込み、吐き出す際に鈎先が口内に掛かる設計の「くわせ」、独自形状でオールマイティーに使え、特にたるませ、ハワセ釣りに威力を発揮する「AT」などがある。今回使用したのは、あらかじめハリスが付いた便利な「糸付」。
Target ターゲット

カワハギ
国内では北海道以南から東シナ海まで生息する高級魚。厚い皮で覆われているが、料理の際などに皮が剝がしやすいことから付いた「皮剝ぎ」が名前の由来とされる。水中ではその場で定位して泳ぐ「ホバリング」をしながら、小さな口でエサを吸い込んでは吐き出す「咀嚼」を繰り返すことで、釣りの際にはアタリが出にくく、いつの間にかエサをかすめ取られることから「エサ取り名人」と呼ばれる。テクニカルな釣りゆえ、競技会での数釣り対象となっている。本来、旬は夏場だが、冬を迎えて準備のため、肝が肥える秋に人気がある。関東では禁漁期間を設けているエリアと通年狙えるエリアがあり、場所を選べばオフシーズンがないと言える。
Field フィールド
南あわじ・土生沖
南あわじ市土生の沖に浮かぶ沼島は漁師の島として知られ、黒潮の分流が当たり、年間を通じて海水温が温かく、様々なターゲットが狙える。本来なら釣りにくい低水温期である2月には、磯ではチヌの乗っ込みが始まる年もあり、イシダイなどの底物も狙える。船釣りでは温暖な海域だけに、他のエリアに比べて成長の早いアオリイカのティップランフィールドとして知られるほか、カワハギやアジ、マダイはもちろん、年末には風物詩ともなっているサンバソウ(イシダイの若魚)狙いが有名。釣り船の多くは沼島から出船して土生港へ迎えに来てくれるスタイル。ちなみに沼島へは定期船で渡ることもできる。
