Angler アングラー

Profile プロフィール
三石忍 (みついししのぶ)
千葉県在住ながら、地方への遠征釣行もこなし、年間釣行は130日を超える超スゴ腕アングラー。東京湾、大阪湾を始め、船のタチウオ釣りでは卓越した理論と実践で驚きの釣果を上げる。また、釣りの解説も非常に分かりやすく、釣り教室の講師としても人気が高い。カワハギ釣りでもメーカー主催の競技会で優勝するなど、技術を要する繊細な釣りを得意とする。がまかつテクニカルインストラクター。

Profile プロフィール
田中義博 (たなかよしひろ)
東京湾のカワハギ釣りを始め、ヒラメやタチウオ、コマセでのマダイなど船のエサ釣り全般に精通する。共通なのは「攻め」のスタイル。カワハギ釣りでは、宙層を中心とした縦の釣りでアタリを出させ、積極的に掛けていく。そんな釣りを象徴するのが「EXSIGNAL・KAWAHAGI」の中で、もっとも硬調な「172AC」のプロデュース。がまかつフィールドテスター。
Tackle タックル
KT FREAK (KTフリーク)








極細のグラスソリッド穂先を採用し、フグの微細なアタリを明確に表現してくれ、瞬時に掛けに行くことができる。そんな、超絶感度を有したカットウ釣り専用竿が、がまかつ「KTフリーク」。ラインアップは、浅場などで軽量な仕掛けを使用する際に威力を発揮する「湾フグ(全長180cm)」と、明石など潮が速いエリアや深場などにも対応し、オールラウンドモデルの「カットウ178(全長178cm)」の2アイテムがある。穂先は湾フグ180で先径0.8mm、カットウ178が0.85mmとともに1mmを切る極細タイプでフグの触りや反応をいち早く感じることができる。
F1カットウ鈎

独自の形状で貫通性とホールド性を兼ね備えたカットウ釣り専用の掛け鈎が「F1カットウ鈎」。フグの皮をしっかりと貫いて確実に掛けるため、ロングテーパータイプの鈎先を採用した。また、ラインを結ぶ管をなくし、軸にラインを通してコブを作ることで抜けを防ぐ「センタースルー」方式で、仕掛け作りも簡単にできる。サイズは「L」のみ。バラ鈎の他、ハリス付きの「糸付F1カットウ替鈎」もあり、こちらはハリスが15cmの「ショート」、25cmの「ロング」、2種類の長さがセットになった「ミックス」がある。
Target ターゲット

ショウサイフグ
カットウ釣りのメインターゲットがショウサイフグ。体表面には棘がなくすべすべとしているほか、背の部分には褐色や黒色の斑紋があり、尾鰭の下部が白くなっているのが特徴。食味はトラフグには劣るとされるが非常に美味しい。ただし、卵巣や肝臓はもちろん、皮や腸、鰭にも毒を持つので、基本的に身の部分だけを食べる。釣り宿では調理師免許を持った船長もしくは提携の魚屋などで釣ったフグを身だけにしてくれる(身欠き)ので調理が非常に楽。刺し身(てっさ)やてっちり、から揚げ、焼きフグなど様々な料理で食すことができる。関西では冬の釣り物のイメージが強いが、実は年間を通じて狙うことができる。
Field フィールド
淡路島・室津沖
淡路島の中央付近、瀬戸内側に面するエリアの一つ、室津沖は古くから数少ないフグをターゲットにした船宿があるエリア。カットウ釣りの歴史は浅いが、古くは天びんを使ったフグ釣りで知られたエリアでもあり、ショウサイフグの魚影は非常に濃い。比較的浅い砂泥底のエリアに、魚礁や天然の岩礁が点在するほか、海苔の養殖も盛んで海苔棚が多く設置されている。これがストラクチャーとなり、フグなどが集まる海域を形成している。フグのほか、カワハギやマダイなどの魚影も濃いところで、人気上昇中。
