審議会内容
◆一般業務報告
◆視聴者対応状況報告
◆特別番組について
◆番組合評
『変態植物俱楽部』 第1話・第2話
2025年12月5日(金)26:30~26:45放送
2025年12月12日(金)25:30~25:45放送
<委員の主な発言要旨>
・今まで見たことがないようなドラマで、最初、ドラマなのか街ブラなのか、何か不思議な感覚になった。植物の掛け合いとか、植物から見た目線とか、そういうものが面白かったし、植物に興味のある人もたくさんいるから、番組を続けても面白いんじゃないかとすごく感じた。
・激しい話の展開がある訳でもなくて、何かリラックスできる優しい流れになっていて、とにかく植物への愛が良く描かれていた。映像もじっくりと植物のきれいなところを映していて、映像の美しさにも魅了された。
・推しが強すぎて狭い人たちのことを、関西流に変態という、新たな言葉の切り開き方をしていて、そこが非常に心地よく感じられた。他局では絶対、目のつけないところとか、オリジナリティ強いところが、イノベーティブなテレビ大阪の源泉ではないかと思うので、これからもこういった尖った企画をどんどん通してほしい。
・主人公の一ノ瀬ワタルさんが植物と語り合う姿とか、その際、周囲が白黒になって植物だけが色彩が残るところなど、異次元の世界への没入感がよく表現されていたと思う。一ノ瀬さんの演技も、本当に植物マニアなんだと感じさせるような演技で、すごくハマっていたと思う。
・思いっきり振り切った番組で凄いと思った。声優さんが1人3役くらいアニメっぽく植物の声をやっているシーンなどは、女の子同士が争っているとか、嫉妬しているとか、実際にマニアの方の心の底にあるものを表現して、見事ドラマ化されていると感じた。
・このドラマを見てまず感じたのは、植物を語る言葉が、非常に生き生きとしている点だった。植物は、単なる知識の対象としてではなく、語り手の感情や経験と深く結びついた存在として描かれており、その語りの温度が自然に伝わってきた。
・愛好家のマニアックというか偏愛を通して、ニッチだけど、静かにブームになってきている植物というテーマの選び方は、非常に良かったと思う。また、声優の悠木碧さんの多彩な声色の使い分けや、性格を演じ分けた表現が秀逸だったと感じた。
局側
この審議会で「変態」という言葉に関し、お叱りを受ける場になるのではと少し心配していたが、委員の皆様に、良い意味で「変態」というワードのニュアンスを汲み取っていただけたのは、視聴者にも通じているというのが感じられて、まずは良かったです。植物コンテンツがいっぱいある中でも、一転突破で、深く狭くできるところを探そうというところで、珍奇で奇怪だけど、どうしても愛してしまう植物をフィーチャーしたいと思った。実際、植物に興味のない人は置いてけぼりで不親切な部分もあったと思うが、今、静かなブームになっているところに、しっかりキャラ立ちしたコンテンツを作り出せたと思う。ありがとうございました。