上海の中心部の通りを歩いてみると気づくのはゴミ箱の多さ。 50メートル間隔で設置してあり、その数はなんと市内35,000箇所。 リサイクルできるものとできないものに箱が分かれているものの、ほとんどの人は区別することなく適当にゴミを捨てています。
ゴミはリサイクル意識の問題もありますが、道路にものを捨て、たんを吐いたり、列に並ばず横入りするなど中国人のマナーは問題になってます。 中国では、北京オリンピックに向けて中国人のマナー向上に取り組んでいます。 ちなみに現在、毎月11日は国家が定めた「列に並びましょう」という日です。(11は、1が人を表し、1がちゃんと並んでいるという意味) こんな日があるとは・・・まだまだ時間がかかりそうです。
日本は 4月末から5月初旬はゴールデンウィークですが、中国も5月初旬は同じような「ゴールデンウィーク」があります。 こちらでは「労働節」 「五一労働節」 「五一黄金周」と呼ばれています。 「五一」というのは五月一日のことでメーデーを指します。社会主義国の中国では休日となってます。 この「労働節」を含め中国には大型連休が 3回もあります。 2月 春 節 (旧正月) 5月 労働節 10月 国慶節(建国記念日)
上海支局の中国人スタッフもこの連休をとても楽しみにしています。 この連休制度は 1999年に始められ、 消費刺激・内需拡大・休日経済の発展促進などに寄与しています。 この期間中は、中国各地でイベントが開かれ帰省や旅行などで中国人の民族大移動の時期となります。今回も過去最高の 1億5000万人以上が出かけると言われています。 (日本人全員より多い人が一度に移動!) 支局のある上海は、中国国内外からの人・人・人であふれかえってます。 この期間は自宅と支局の単純往復にしています。 スタッフがいない支局で、普段さぼりがちな資料整理を一気にしようと考えてます。