市原悦子主演「弁護士高見沢響子」シリーズ第７弾。今回響子が弁護を担当するのは、法廷で殺人事件の被告人に発砲した動機も名前も名乗らない男…。

番組内容

　中学生の杉下なつみが、乱暴されたうえに殺される事件が起こる。１週間後、犯人の田倉雅夫が逮捕され裁判が始まった。傍聴席にいた弁護士の高見沢響子と助手・久松は、田倉のふてぶてしい態度に眉をひそめていた。その時、傍聴席にいた男が鞄から拳銃を取り出し、田倉に向け発砲。田倉は負傷し、男はその場で取り押さえられた。男は被害者の身内かと思われたが、そうではなかった。

番組内容２

同じく傍聴席にいた、なつみの母・正子も面識がないという。男が一切を黙秘しているため、名前もわからないまま裁判が行われることになった。響子は男の弁護に名乗りを上げる。調査は難航するが、男が犯行時に叫んだ方言が手がかりとなり、彼の身元が茨城県の会社員・毛利光俊だと判明する。毛利と彼の家族は、１年前に起きた痛ましい事件の被害者だった…。

出演者

高見沢響子…市原悦子　久松啓子…あめくみちこ　杉下なつみ…佐藤栞菜　毛利光俊…蟹江敬三　杉下正子…中村久美　毛利八重…宮下順子　加納康彦…越村公一　加納英美…勇静華　ほか

原作脚本

【脚本】石原武龍

監督・演出

【監督】長尾啓司