『松山・道後　十七文字の殺人』
警視庁の名物警部・十津川省三が、俳句が暗示する殺害事件の真相を追うサスペンスドラマ。

番組内容

亀井が趣味で作っている俳句が、松山市の俳句祭で特別賞を取った。受賞のため松山を訪れた亀井は、市の職員から春先に投句された俳句の中で死を予感させる句が入っていたと不可解な相談を受ける。投句者はいずれも東京の人間で、秋に復讐のため人を殺すとも読める。雲をつかむような話だが、亀井と十津川は春先に事故死として取り扱われた二つの事件に注目し捜査を洗い直そうと動き出す。

番組内容２

俳句が趣味という大学教授・山下は散歩中に不審な死をとげていた。また松山で自殺死と結論づけられた学生・さとみは山下を慕っており、俳句会にも入っていた。そこで、亀井はさとみと同様、山下を慕っていた学生に事情を聞いて回り、句が投稿された日にアリバイがない麻美と朝香に目をつける。

出演者

十津川省三…渡瀬恒彦
　本多…小野ヤスシ
　三上…小野武彦
　亀井定雄…伊東四朗
　西本…堤大二郎
　小西…中西良太
　安原…山村紅葉
　三田村…三田村周三
　村川…古川りか
　山下保子…とよた真帆　ほか

原作脚本

【原作】西村京太郎（新潮社刊）
【脚本】水谷龍二

監督・演出

【監督】水谷俊之