土曜サスペンスドラマ 税務調査官・窓際太郎の事件簿11

-
シリーズ11作目は火の国・熊本を舞台にまたまた太郎が巨悪を討つ!
-
番組内容
税務署員・窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれている。もともとは国税局の査察課長という要職にあったにもかかわらず、ある事件の捜査中に部下を死なせ、一介の税務署員に大左遷されたというのがその所以である。しかし、太郎にはもう一つの顔があった。難事件があれば、査察部長・森村(北村総一朗)の命を受けて悪を懲らす陰の税務捜査官なのだ。
-
番組内容2
新聞記者の田沢の死体が発見された。田沢は環境整備公団とつながりの深い代議士・河内を追いかけていた。河内は前日、中村(小野寺昭)という県会議員と赤坂の料亭で会っていた。環境整備公団が中村の地元に産業廃棄物施設を作るという噂もあり、何かをつかんだ田沢が消された可能性もある。森村の指令を受け、太郎は現地へ飛んだ。
-
番組内容3
研修という名目で地元の税務署に潜り込んだ太郎はそこで、笈田(大浦龍宇一)という税務官と知りあう。折しも街は県会議員選挙のまっただ中。太郎は旧知の花恵(高橋かおり)が中村の娘であることを知った。中村はかつては地道にボランティア活動をしていたが、6年前の選挙でトップ当選し、3年前には県内に大規模な運動公園を造らせていた。笈田は中村の当選と運動公園の裏に何か秘密があるとにらんでいた。
-
番組内容4
花恵と結婚の約束をしていた笈田は、中村に「一介の税務署員に県議の娘はやれぬ」と言われ別れさせられたことを恨み、中村を見返すチャンスをうかがっていたのだ。運動公園建設についての金の流れを調べていた太郎の目が光った。太郎は薫(麻生祐未)に連絡を取り、東京での調査を依頼する。
-
出演者
窓辺太郎…小林稔侍
椿薫…麻生祐未
島崎春男…渡辺いっけい
森村真一郎…北村総一朗
中村花恵…高橋かおり
笈田隆志…大浦龍宇一
中村徳一…小野寺昭
矢田秋男…出川哲朗
北川安治…モト冬樹 ほか
-
原作脚本
【脚本】
土屋斗紀雄
-
監督・演出
【演出】
中山史郎