「新・愛の嵐」 #3 #4

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時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】
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番組内容
昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。
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あらすじ
【#3】
三枝家に連れてこられた少年は、猛と命名されるが、伝衛門以外は誰も歓迎しなかった。猛が怪我をした野ウサギを拾ってくる。やさしく手当てをする猛に、協力するひかる。使用人たちは猛を琴子の子どもと思い、追い出そうとする。伝衛門は猛をずっと自分の手元に置いておきたかったが、絹に反対され、猛の身元を探すため、再び横浜へ連れて行く。猛はウサギの世話をひかるに頼む。
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あらすじ2
文彦はウサギを捨てようとするが、猛が帰ってくるのを待つひかるは、必死にウサギを守る。欣造が、猛は孤児院を脱走した鳥居捨松だということをつきとめる。それを知られた猛は姿を消す。
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あらすじ3
【#4】
姿を消した猛の行方を、伝衛門は必死に探し回る。ひかるも猛のことを心配するが、そんなひかるの前に猛がひょっこり姿を現す。文彦は遊び仲間たちと猛に襲いかかり、猛を蔑むような発言をする。怒った伝衛門は文彦を殴り飛ばす。伝衛門は再び、猛を三枝家に入れる。翌朝、伝衛門は小作人たちが働いている葡萄畑を猛に案内しながら、猛との出会いは運命に導かれたのだと語る。
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あらすじ4
猛は自分が鎌倉の鶴岡八幡宮の大鳥居の下に捨てられていて、「鳥居捨松」と名付けられたことを打ち明ける。その日、伝衛門の金の懐中時計がなくなり、猛に疑いがかかる。
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出演者
藤谷美紀
要潤
石原良純
北原奈々子 ほか
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原作脚本
【脚本】大久保昌一良
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監督・演出
【演出】金子与志一