ドラマコレクション「水戸黄門」

-
水戸黄門 第三十二部
#16「開かずの鍵が解いた謎・白河」
#17「老公を叱った娘漁・磐城」 -
#16番組内容
三年前に飛び出した息子が、女形になって戻ってきた!錠前師の親爺はガンコ者、息子を許そうとしない。そんな親爺の腕を知って、悪いヤツらが群がってくる!父危うし!女形の息子を助けて、御老公が立ち上がる!
光圀一行は白河へ。お娟は道中立ち寄った芝居小屋で、女形の染也と知り合った。染也には白河に父と妹がいた。
-
#16番組内容2
だが染也は、錠前師の父、由五郎は、家を飛び出して役者になった自分のことを快く思っていないと語り、寂しそうな表情を見せる。一方、光圀と助さん、格さんは居酒屋で酔いつぶれた由五郎と娘のおかちと出会った。おかちは、由五郎と染也を仲直りをさせたいが、由五郎は会おうともしない。ところで別行動の鬼若とアキは、御蔵番の侍、石神勘五郎が、勘定方の後藤希六と吉村兵助に殺される現場を通りがかった。
-
#17番組内容
娘漁師が身体で暖めて介抱したのは、密命を帯びた若侍。胸につのる想いを隠し、娘は不正の証拠を城に届ける!ワルたちの罠を打ち破る、御一行!御老公の大活躍は如何に!
光圀一行は磐城へ。老公が立ち寄るという磐城小名浜は、磐城各藩の年貢米輸送、近隣諸国の物資積み出しのほか、鯛、鰹、やなぎかれいの水揚げを誇る漁場として知られている。そこで日本一のやなぎかれいの干物を作る娘がいるとき聞きご隠居の足は早まる。
-
#17番組内容2
一行は元気のよい漁師の娘、お久美と知り合った。お久美は、漁で使う網にうっかり腰掛けていた光圀を烈火のごとく叱りとばした。その娘お久美こそ日本一の干物造りだった。干物造りを生業としており、漁で親を亡くした子供達を引き取って一緒に暮らしている。光圀はお久美の優しさに感心する。一方、鬼若とアキは、峠道で鉄砲で撃たれけがを負った若い侍、若月誠四郎を助ける。
-
出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
八重…岩崎加根子
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶 ほか
(※シリーズ出演者)
-
原作脚本
【脚本】
岡本さとる(#16)
櫻井康裕(#17)
-
監督・演出
【監督】矢田清巳