ドラマコレクション「水戸黄門」

  • 水戸黄門 第三十三部
    #7「嘘を承知の親孝行・大和郡山」
    #8「陰謀暴いた忍ぶ恋・淡路」

  • #7番組内容

    お娟さんを追いかけて東海道をゆくよろず屋の千太が拾ったお守り袋。ひょんなことから帰らぬ息子に間違われた千太は、年老いた母、さよの世話を焼くようになる。そして拾った守り袋は、千太やさよの命を狙う。守り袋の意外な秘密とは何か?ここは大和郡山、お守り袋に入った小さな観音様に絡んだ悪い奴らを、御老公が懲らしめる。
    黄門さま(里見浩太朗)一行は大和郡山へ。街はちょうど八幡社の縁日で賑わっていた。

  • #7番組内容2

    その道中、別行動のアキ(斉藤晶)と鬼若(照英)は、ならず者一味の争いの現場を目撃する。一味は儀兵衛(伊吹剛)を頭とする闇取り引きの悪党で、その一人、友吉(稲田龍雄)は儀兵衛たちに切り殺された。儀兵衛たちは友吉が持っていた守り袋を必死で探している。一方、よろず屋の千太(三波豊和)は川原で野宿をして、友吉が落とした守り袋を拾った。千太は中に入っていた迷子札をたよりに、守り袋を届けることにする。

  • #8番組内容

    父が遺した淡路人形。もう操る人もいない人形に、父は何を込めたのか?片平早苗との恋を権力に引き裂かれた若侍、吉村光一郎は、失踪した父の死を知り、御老公たちの助言によって父の失踪の原因を探るが、そこには藩を揺るがす秘密が隠されていた。娘の愛する男の行動に、苦悩する片平嘉平。護らなければならないのは藩か?それとも娘の幸せか?黄門さまが、人形だけが知っていた悪事の証拠を解き明かす。

  • #8番組内容2

    黄門さま(里見浩太朗)一行は淡路に着いた。一行は道中、人形使いの老人、竹蔵(長谷川哲夫)が操る人形芝居を見物していたが、竹蔵は突然胸をおさえて倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。また、黄門さまは街の近くの普請場で下役人の吉村光一郎(増澤ノゾム)が農民たちと一緒に働いている姿を見て清々しく思った。しかしそこへ、普請奉行の大崎源之丞(坂田雅彦)が現れ、光一郎を打ち据えて去って行った。

  • 出演者

    水戸光圀…里見浩太朗
    佐々木助三郎…原田龍二
    渥美格之進…合田雅吏
    疾風のお娟…由美かおる
    風の鬼若…照英
    アキ…斉藤晶
    千太…三波豊和 ほか
    (※シリーズ出演者)

  • 原作脚本

    【脚本】
    岡本さとる(#7)
    藤井郁夫(#8)

  • 監督・演出

    【監督】
    井上泰治(#7)
    金鐘守(#8)