「新・愛の嵐」 #19 #20

  • 時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】

  • 番組内容

    昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。

  • あらすじ

    【#19】
    ひかるは猛に会いたくて番小屋を訪ねるが、猛は心を鬼にして会うのを拒否する。ひかるは猛にラブレターを書き、お花に届けてもらう。こっそり手紙を読んだお花は、二つに引き裂いて握りつぶす。文彦は猛を酒場に誘い、無理矢理酒を飲ませる。猛は酔いつぶれ、文彦は猛がお花から貰った手拭いを持ち去る。文彦はその足でお花の部屋に忍び込み、猛と一緒にしてやるから自分の言うことをきけとお花に襲いかかる。

  • あらすじ2

    翌日、お花の父親・太吉が、猛とお花が結婚の契りを交わした、と伝衛門を訪ねてくる。それを聞いたひかるは気絶する。

  • あらすじ3

    【#20】
    お花は、猛と契りを交わしたことを主張。その証として例の手拭いを見せる。文彦の陰謀だと知った猛は、怒りを爆発させる。が、ひかるが女学校を転校して、東京の寄宿舎に入ることを聞き、すべてをあきらめ、お花と結婚する決心をする。東京へ行く前夜、ひかるはお花の嘘を見抜くが、お花が哀れで、自分から身を引く。お花は関係を持ったのは文彦だったことを告白。居たたまれずに、姿を消す。

  • あらすじ4

    翌日、ひかるの壮行会が盛大に開かれている中、猛が駆けつける。二人は思い出の横浜の海へ行く。猛は、仕事に打ち込み立派な男になるから、それまで待っていてほしい、とひかるに告げる。

  • 出演者

    藤谷美紀
    要潤
    石原良純
    北原奈々子 ほか

  • 原作脚本

    【脚本】田部俊行

  • 監督・演出

    【演出】小池唯一