「新・愛の嵐」 #21 #22

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時代や運命に翻弄されながら身分の差を越えて純愛を貫く男女の物語【全65話】
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番組内容
昭和2年、甲州の大地主・三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかるは、父・伝衛門が横浜から連れてきた孤児で使用人の鳥居猛にやがて惹かれていく。しかし戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせてゆく…。
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あらすじ
【#21】
昭和17年、日本は太平洋戦争の真っ只中にあった。上京して8年、ひかるが学校をやめて、突然帰ってくる。村の子どもたちに歌を教えたいという。ひかるは猛との再会を喜び、猛も美しく成長したひかるに胸をふるわせる。ひかるの将来を心配した伝衛門が、ひかるに強引に見合いをさせる。相手は副知事の息子で海軍士官の山下。ひかるは、結婚はまだ早い、と正直な気持ちを伝えるが、山下はそんなひかるに好感を持つ。
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あらすじ2
見合いが行われた旅館「大河原」の主人で、大河原商会を築き上げた勇作がひかるに一目惚れ。必ずひかるを自分のものにしてみせる、と母親の静子に断言する。
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あらすじ3
【#22】
ひかるはしぶしぶ見合いをするが乗り気だった先方が断ってくる。猛との悪い噂のせいではないか、と勘ぐる絹。実は勇作が陰で糸を引いていた。知人の陸軍中佐岩原に頼んで、山下を脅迫したのだ。まもなく、勇作がひかるに会いにくる。勇作は猛に「ひかるを嫁にする」と宣言する。アトリエでひかるが子どもたちに歌を教えていると、壮士風の男たちが因縁をつけてきて暴れまわる。
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あらすじ4
そこへ、勇作が飛び込んできて、男たちを追い払う。実はそれも勇作の策略だった。猛はひかるに、勇作は信用できない、と忠告するが、ひかるは耳を貸さない。
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出演者
藤谷美紀
要潤
石原良純
北原奈々子 ほか
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原作脚本
【脚本】
大久保昌一良
岩村匡子
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監督・演出
【演出】島崎敏樹