水戸黄門 第三十三部
＃２１「男意気地の恩返し・村上」
＃２２「大対決！八百八町は日本晴れ（前編）」

＃２１番組内容

鮭が帰ってくる豊かな川を、悪い奴らが独り占め。
亡き父が命を賭けた鮭漁に、健気な娘が再び挑む。
故郷の自然の恵みを守り抜き、娘を助けたい一心の男。
ふたりに手を貸した水戸老公、悪い奴らを懲らしめて、村上の地に平和を取り戻す。
黄門さま（里見浩太朗）一行は村上に着いた。この辺りは三面川に溯上する鮭の漁で賑わっている。さて一行は、鮭を扱う「和泉屋」の娘・ゆり（小林綾子）と知り合った。

＃２１番組内容２

村上では藩が鮭の収穫、販売などを厳しく管理していた。鮭を扱う商人は入札で決める事になっており、今年も入札の時期が迫っていた。そこへ、かつて和泉屋で働き、鮭については生き字引といわれた清次（畑山隆則）が三年ぶりに帰ってくる。清次は和泉屋の主人（はりた照久）と入札を巡って意見が分かれ、街を出てしまっていた。その間、和泉屋は入札に失敗し、店は落ちぶれていた。

＃２２番組内容

大江戸八百八町を恐怖に突き落とす盗賊たち。
そして権力を傘に威張りまくる剣術道場の荒くれども。
若き町奉行とその仲間たちの努力むなしく、悪い奴らはまたさらに、闇の力をつけていく。
謎の紫頭巾、娘岡っ引き、娘水芸人、挫けかけた若者たちを励まし、共に立ち上がる御老公。
決戦は江戸城。悪い奴らを懲らしめて、お江戸は今日も日本晴れ。
黄門さま（里見浩太朗）一行は諸国漫遊の旅を終え、江戸へ帰ってきた。

＃２２番組内容２

その途中一行は若いが腕の立つ女剣士・棗（華原朋美）と知り合った。棗は北町奉行・北条右京之介（平岳大）の密命を受けていた。その頃、江戸では馬渕監物（隆大介）を師範とする馬渕道場の門弟たちが乱暴狼藉の限りをつくし、人々を震え上がらせていた。
馬渕は幕府の実力者・若年寄の横溝備後守（西田健）に取り入り、柳沢吉保（橋爪淳）の後押しを得て、将軍家指南役に成り上がろうという野望を抱いていた。

出演者

水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶
千太…三波豊和 ほか
（※シリーズ出演者）

原作脚本

【脚本】
藤井郁夫(#21)
岡本さとる(#22)

監督・演出

【監督】
上杉尚祺(#21)
井上泰治(#22)