24年にも及ぶインドネシアとの紛争を経て、21世紀初の独立国となった、「東ティモール」。しかし、長きにわたる紛争の結果、産業は育たず、国民の多くが、1日2ドル以下の生活を強いられている・・・その貧困からの脱却を目指し、立ち上がった男がいる。2002年・東ティモールを独立へと導いた、“シャナナ・グスマン”現・首相だ―。
“カリスマ”が、テレビ大阪のカメラの前だけに語った、ストーリーがある。それは、オーストラリアとの海域に眠る巨大な資源を開発し、国民に豊かな富をもたらすための“終わりなき戦い”だ。“命をかけて、経済の舞台で戦い続けなければならない・・・・” 武器となる“資源開発”は人々に恵みをもたらすのか。それとも、汚職を格差が覆う、呪いをもたらすのか。