アベノミクス政策で息を吹き返しつつある日本経済。株価は回復、為替相場も落ち着きを取り戻し、ようやく明るい兆しが見えてきた。2014年の懸案は山積。4月の消費税率のアップが消費動向にどこまで影響するのだろうか。
また、電力不足に対する根強い懸念、領土問題に端を発する中国との関係悪化といった問題は、製造業を中心とした企業業績にも暗い影を投げかける。今後、東京一極集中によるリスクを分散する上で、関西圏の果たす役割は一段と増すことが予想される。
2014年激動の年、地元経済界をいかに牽引し、どう活性化させていくのか、座談会での議論を通じて考えていく。
森 詳介・関西経済連合会会長(関西電力会長)
佐藤茂雄・大阪商工会議所会頭(京阪電気鉄道最高顧問)
鳥井信吾・関西経済同友会代表幹事(サントリーホールディングス副社長)
<司会>
宮本明彦(日本経済新聞社大阪本社編集局長)
大塚奈央子(テレビ大阪アナウンサー)