‘おとな旅あるき旅’ カテゴリーのアーカイブ

放浪記と猫

2010年9月22日 水曜日

この女性は誰でしょう。尾道ゆかりの作家です。

林芙美子。女優・森光子さんが記録的公演回数を重ねている「放浪記」の作者です。尾道の商店街には、彼女の旧宅が残されていて、その手前に建っている喫茶店で注文をすれば店の中を通って旧宅を見学することができます。

家の中は多少傷んでいるとはいえ、ひっそりとした佇まいから当時の空気を感じ取ることが出来ます。見学した後は、喫茶店においてある「放浪記」の資料を熟読。「放浪記」の放浪とは、若くして尾道から東京に出てきた芙美子が、東京という都会で迷いながらもたくましく「放浪」したことを表しています。そのほとんどは芙美子の自叙伝であり、彼女の人生、そしてそれを演じた森さんの考えなどなど…気が付くと撮影の下見で来ていることを忘れ、1時間近く居座ってしまいました。

お店の看板猫もお客の存在などまるで気にせずこのリラックスぶり。そういえば尾道は猫が多い町としても有名なんですよ。

尾道(4)

2010年9月16日 木曜日

尾道へ旅に来たならぜひ行ってほしいのが眺望が素晴らしい千光寺。その周辺は千光寺公園といって整備された公園になっています。そこで見つけたのが




真っ赤なベンチがあちこちに。この公園は「恋人の聖地」と呼ばれ、デートスポットになっているようです。座っているカップルは見かけませんでしたが…。

恋人たちはベンチには座らずに、展望台から尾道の町を眺めていました。



恋人たちも思わずうっとりの尾道の眺めでした。

尾道(3)

2010年9月15日 水曜日

尾道の町を高い場所から眺めたい…そんな見晴らしのよい場所が、尾道の坂道を上り切ったところにある「千光寺」です。坂の途中に迫り出すように造られた本堂からは、絶景のパノラマを楽しむことができます。坂を上っていくのはちょっと…という方には、ふもとからロープウェイも走っているのでご安心を。お寺の本堂の上スレスレをロープウェイが通るのも楽しい光景です。明日以降もまだまだ尾道の見所が続きます!



尾道(2)~坂のある風景

2010年9月14日 火曜日

広島県・尾道の旅。尾道といえば坂道、坂道と言えば尾道、と言うぐらい、尾道は坂が多い町として知られ、大林監督の映画にも坂道のシーンがよく登場します。私が見つけた坂の風景をいくつかご紹介。

踏み切りの先にある坂道。おそらく荷物を運搬するためでしょうか?石段の上にレールがひかれています。こういった機材を使わないとなかなか重いものを運べないのでしょう。しかもここの場合、踏み切りという難関もあり、引越し業者の方はとっても苦労することでしょう。

残暑厳しい中、汗だくになりながら千光寺道という坂を上ると、途中にちょっとしたオアシスが。「昇福亭」というお茶屋さん。きれいに手入れされた庭園にわらびもちなどの和スイーツの数々。一息入れるのにおすすめです。


志賀直哉旧宅。坂の途中、あまり目立たないところににひっそりと建っています。ここからの眺めはバツグン!こんないい環境にいればそれはいい作品を書けるでしょうねえ。
35度近い暑さの中、上る尾道の坂はかなりの険しさでしたが、眼下に広がる尾道の町、そして瀬戸内海を眺めるとそんな疲れも忘れてしまいます。

明日は、坂を上った先にある、絶景のお寺に到着!!

広島・尾道(1)

2010年9月13日 月曜日


先週はドタバタと忙しく更新できませんでしたが、今日からまた復活します。先日、「おとな旅あるき旅」の下見で広島県・尾道を訪ねました。JR尾道駅に降り立つと駅前には海と島が現れます。何とも解放感のある駅前です。


目の前にある島は向島。500メートルあるかないかの短い距離を渡船が行き来します。ちょっと見渡しただけでも3ルートぐらいあるようで、生活の足として定着しているようです。この渡船の時刻表を見るとその定着ぶりがよく分かります。時刻表に書かれている時間の表示は始発と終発の時間のみ。その間には一言、「ひんぱんに運行」の文字が。いつ行ってもすぐ乗れる、こんなに頼もしい時刻表は初めて見ました!海と島と舟が織り成す尾道の風景。明日は尾道のもうひとつの顔、坂の風景をお伝えします。

富山の伝統~おわら風の盆

2010年8月20日 金曜日

今回、三田村邦彦さんを始めとする「おとな旅倶楽部」の一行が富山に向かった理由、それは富山を代表するお祭り、「おわら風の盆」を体験するためなんです。放送に合わせるため本番の前の時期に訪れましたが、町は1年に1度の祭りを前にしてすでに盛り上がりを見せていました。



女性の優雅で妖艶な所作が特徴のおわら踊り…9月1日~3日の本番に向けて練習しているところにおじゃまさせてもらいました。三田村さんほか「おとな旅倶楽部」の方々もそのゆったりとした舞を体験。とてもしなやかな身のこなし…やってみるとこれが結構難しい?!でも貴重な体験となりました。踊り終わったあとに仲良く記念撮影!

その後伺った料理旅館ではなんと、料理を食べながらお座敷で「おわら踊り」の鑑賞ができます。三田村さんは当然、地酒を味わいながらホロ酔い気分で鑑賞。なんともぜいたくな食事風景ではないでしょうか!全国から注目を集める伝統の祭り「おわら踊り」を特集した「おとな旅あるき旅」は明日午後6時30分から!(大阪地区)。そして!

今週も旅のプレゼントがあります。今回は当選者が多い?!詳しくは番組をお楽しみに!!

今日の佐久間アナ

2010年8月19日 木曜日

毎週木曜日は「おとな旅あるき旅」のナレーション撮り。今日の佐久間あすかアナは朝から困り顔。実は今週の月曜日、大阪スポーツに佐久間アナの紹介記事が出たのですが、そのタイトルがなんと「私、酒豪です…」。さらにサブタイトルが「仕事頑張った後の一杯がたまらない」。おっさんサラリーマンが発するような言葉で紹介されてしまいちょっとショックを受けたようです。でも実際酒豪なのだから、そんなに気にする方がおかしいのでは?私「旅P」も「千鳥足で歩く」女性を生まれて初めて見たのが彼女でしたから、まあ記事に大きな間違いはないと思います。そんな彼女の素敵なナレーションは「おとな旅あるき旅」で。キュートなキャスター姿は夕方の「ニュースBIZ」で。酒豪の姿は夜の天満橋界隈で。

富山県・越中八尾

2010年8月18日 水曜日

三田村邦彦率いる「おとな旅倶楽部」富山の旅は、富山市内からローカル線で移動して越中八尾へ。この町は富山を代表する夏祭り「おわら風の盆」が開催されることで有名です。

普段はご覧の通り自然に囲まれた静かな町。お祭りの期間は全国から25万人ほどの見物客が集まって賑わいを見せます。

お祭りのメインの舞台となる諏訪町へ。石畳が連なる風情ある町をみんなでぶらり歩き。景観保護のために電柱をなくし電線を地中埋め込んでいるんだとか。


「おとな旅ツアー」の参加者と記念撮影。「三田村邦彦と行くおとな旅ツアー」まだまだ募集してますので番組ホームページからご応募下さい。
さてさて、この越中八尾で繰り広げられる「おわら風の盆」とはどんな祭りなのか?それはまた明日以降のブログで!

ローカル線の旅

2010年8月17日 火曜日

夏の富山の旅、三田村邦彦さんをはじめとする出演者・スタッフ一行は富山から越中八尾へ。
高山本線に乗って移動です。

1両編成のローカル線、普段は10人足らずの乗客らしいのですが、この日はなぜか?大混雑!
そしてこれまたなぜか?外国人の方が多かったのです。きっと終点の高山観光へ向かうのでしょうか?
乗客の方々、大変お騒がせしました!

ほのぼのとした撮影風景の中、1人カメラにポーズするのは酒井千佳アナウンサー。
リラックスしているようですが、こう見えて本番ではまだまだ緊張が隠せない新人さんなんですよー

今回は番組会員「おとな旅倶楽部」の方々との旅だったのですが、その中にはかわいい4歳の女の子も。
三田村さん、女の子と一緒に電車の先頭へ。子供好きな三田村さんの一面が垣間見える愛らしいひとコマ。

明日は夏祭り・おわら風の盆の町「越中八尾」へ!!

旅は富山へ

2010年8月16日 月曜日

先週の輪島にひき続いて、三田村邦彦さんと行く北陸の旅は富山へ。
富山といえば薬売り、ということで、旅の一行は富山市内にある薬屋さんへ向かいました。
ビルが立ち並ぶオフィス街に一軒だけ、江戸時代の風情そのままの白壁の商店…素敵です。
しかも店内に入ると、ダルマに鬼、懐かしい薬のパッケージが御出迎え。

まるでアート作品を眺めるような気分、これは飽きません。
そして店内には、昔ながらの丸薬作りの機械が。三田村さん、早速挑戦です。

手先の器用さと繊細さが必要な丸薬作り、三田村さんの出来栄えは?…今週土曜日放送の「おとな旅あるき旅」をチェック!
明日はローカル線の旅!!