テソから薬房日記を没収したイオンは、この日記に世子殺害の手がかりがあるはずだと考え、事件とスンの接点を尋問で暴こうとする。しかし大提学から、ひとまず世子の件には触れないようにと命じられる。その頃、牢屋でマルチョンたちと再会したテソは、持っている書状を証拠に自白し、スンを告発すると言う。一方イオンは商団の火薬取引帳簿を取りに帰宅するが、帳簿はジョイが持ったままでいることを知る。
ジョイ、グァンスン、ビリョンの3人は、それぞれの得意分野を活かして自分たちで生計を立てる方法を話し合う。ジョイは早速、針仕事を始めるが、その腕前が評判を呼び客が押し寄せる。そして仕立ての際に耳に挟んだスンらに関する噂話を逐一、イオンに報告する。一方のイオンは、世子の死の秘密を知る治腫医がまだ生きていることを知り、捜し始める。
鉱山を爆破したことで銀と根城を失ったテソとマルチョンは、助けに来たチ・メンスと共に隠れ家に身を潜めて、今後の計画を立てる。一方ジョイ、グァンスン、ビリョンの3人は漢陽で家探しを始めるが、詐欺師から不当に高い物件を勧められてしまう。危うく契約するところを通りすがりの外知部(弁護士)に助けられるが、それはジョイの幼馴染みのチェ・スンユルだった。
亡くなったはずのイオンが突如王宮に現れる。そして不正の黒幕を突き止めたことを王様に報告する。そんな中、ジョイは生き別れた母親と再会するも、言葉を交わすことなく江華島を去ることになる。もしイオンと離れ離れになった場合、家を訪ねる約束をしていたジョイは、失意の中でその方向に歩いていた。するとそこに死んだはずのイオンが現れ…。
製錬所にイオンたちが到着するも、そこへドスとビリョンも現れて大乱闘になる。追い詰められたテソは地雷に火をつけて鉱山を爆破し、イオンは瓦礫の下敷きになってしまう。ジョイたちはイオンを必死に捜索するも見つけることができない。結局遺体がないまま、葬式を行うことに。一方テソは、これまで父の役に立ちたい一心で生きてきたものの、庶子ゆえにドスよりも軽んじられる扱いに耐えられず、ある決意をする。