スンとドス親子を捕えるため、イオンとジョイたちはある作戦を立てる。それは、スンの家に悪霊がついていると言い、ニセのお祓いをしながら自白を促すというものだった。イオンは、王様の好物であるきな粉餅を献上することで王様との面会を果たし、スンを捕える許可を得る。そしてニセのお祓いが進むにつれ、恐怖におびえたドスは…。
ジョイは、仕立ての注文を受けた高官の屋敷に足袋を届けに行くが、注文したのはスンだったと分かる。そしてスンが足袋の小袋に、大事そうに書状を入れるのを目撃する。その頃、ジョイの母親は朝鮮を去ろうとし、最後にこれまで支援をしてくれていた人の名を尋ねるが、予想外の名を告げられる。一方罪を自白するために仲間と漢陽に行く決意したテソを待ち受けていたのは…。
孫の婚姻を諦めきれないイオンの祖母は、ジョイの素性を探るために尾行をつける。そんな中、ジョイはある高官から足袋を仕立てる依頼を受ける。その依頼内容は、足袋の内側に小袋を縫い付けるという不思議なものだった。さらに、グァンスンの父親を捜すために漢陽近辺の寺を訪れたジョイたちは、衝撃的な事実を知ることになる。
罪人を逃がしたことにより、大提学は2等級降格となり、イオンも副修撰を罷免されてしまう。ジョイは、落ち込むイオンに対して必ず立ち直れると励ます。そしてお互いの気持ちを確かめ合った2人は夜が更けても離れがたく、夜食を食べにイオンの家に行くことに。一晩を共に過ごした2人だが、イオンの祖母に見つかってしまい…。
ついにドス、テソ、そしてマルチョンたちの尋問が始まる。イオンは彼らの悪事を暴こうとするが、ドスが自白しそうになったその時、恩赦で放免されたスンが委官(裁判官)として現れる。これにより尋問は中断され、スンに不利な証言をしたマルチョンは殺されてしまう。テソとメンスは斬首に処されることが決まるが、何者かが矢を放ちそれを阻み…。