ドスに捕まったビリョンは、テソの鉱山を案内すると言って一命を取り留める。そんな中ペッキ峰に製錬所があると知ったイオンは、調査のために一人でペッキ峰の入り口を探しに行く。その間にユクチルとクパルは、違法に栽培されている烏頭の量を調べ、ジョイとグァンスンは帳簿の内容を確認することに。製錬所を見つけられなかったイオンは、広興倉を管轄する役人に会いに行くが…。
旅芸人に紛れてテソの根城に向かうイオンたち。無事に潜入したと思った矢先、待ち伏せていたテソたちに取り囲まれてしまう。絶体絶命の危機に陥ったイオンたちを救ったのは、世子の護衛部隊である翊衛司だった。テソとマルチョンは根城から逃げ出す際に、テソの父親 パク・スンの不正が記された帳簿を持ち出していく。丁度その頃、中々御史を始末できないテソにしびれを切らしたスンは、再度パク・ドスを向かわせることに。
イオンに役人の不正を記録した秘密の帳簿を見せるため、急いで船を下りたジョイたち。しかし捕まえたはずのマルチョンに追いかけられ、命からがら逃げ出す。そしてイオンたち一行は、黒幕の根城に潜入するために、霊力を持つビリョンの助言を得て旅芸人に扮する計画を立てる。テソの根城に向かう前夜、一行は1つの部屋で共に寝ることになり…。
絶体絶命のイオンたちを救うため、ジョイはイオンの妻を装ってパク・テソに説得を試みる。しかしジョイの身に危険が迫るのを見たイオンは、刀を手に取ってテソと対決し…。その後ジョイはビリョンとグァンスンと共に江華島に行くことを決意するが、暗行御史の仕事を手伝ってほしいと考えていたイオンはジョイとの別れを残念に思う。
暗闇の山中で幽霊を目撃して驚くイオンたち。ジョイが、死んだボリにそっくりだと近づいてみると、そこには幽霊に変装した女性と子供たちがいた。事情を聞くと、使用人として売られた子供たちを乱暴な商団主から逃がし、人が近づかぬように幽霊のふりをしているという。ジョイはこの女性の頼みで商団の使用人グァンスンに接触する。イオンたちも商団に潜入し屋敷の中をうかがっていると、商団主のチャ・マルチョンに声をかけられ…。