会社情報

番組審議会の報告

2026年 - 9月

開催月日 2026年9月16日(水)
出席委員 手代木功 委員長
殿村美樹 副委員長
有栖川有栖 委員
スザンカ・ハニバロヴァー 委員
高田ほのか 委員
藤川義人 委員
欠席委員 なし
書面参加 浅越しのぶ 委員
池澤健一 委員
会社出席者 代表取締役社長 内山清行
取締役 黒澤裕
報道スポーツ局長 綱沢啓芳
コンテンツ戦略局長 岡本宏毅
制作局長 大川一馬
報道スポーツ局 北岸良枝
事務局長 川喜多健
事務局 竹島智也
審議内容 『やさしいニュース』木曜ドキュメント
「【作詞家 もず唱平】88歳で語る戦争の記憶と平和への願い」
2026年8月13日(木)16:59~17:25放送
審議会内容

◆一般業務報告

◆視聴者対応状況報告

◆熊本地震対応など、テレビ大阪の災害報道体制についての報告

◆番組合評


『やさしいニュース』木曜ドキュメント
「【作詞家 もず唱平】88歳で語る戦争の記憶と平和への願い」
2026年8月13日(木)16:59~17:25放送

<委員の主な発言要旨>
・歌でお礼をする、歌は心の架け橋、歌の力が平和につながる、といったとても強く素敵な言葉がたくさんあり、興味深く見ることができた。最後の「正義」という言葉を、もずさんがどういう意味でおっしゃったのか、もう少し聞きたかった。

・満州の養父母に捧げる歌のところで、川中美幸さんが歌っていたように、何点かエピソード歌があればもっとわかりやすくなったのではないか。

・長い作詞家人生を振り返るだけでなく、次の世代に何を残そうとしているのかが感じられた。韻文はリズムやメロディーによって感情に訴えかけて人を説得する力がある。歌詞そのものを読ませることで、もずさんが誰に、どんな言葉で何を訴えてきたのかを、視聴者自身が受け取ることができたのではないか。

・もずさんという一人の人間を通じて戦争という大きなテーマを描いたことで、非常にいいアプローチである。「正義」など、多義的な意味がありつつ、もずさん自身のあえて「主観」として話されることで、見る側に考えさせ、議論できたのが、とても有意義だった。

・もずさんは、大御所でありながらも泣いたり、お墓に語りかけたり、すごく親近感を覚えるので感情移入がしやすい。これを見た方は、オアシスのようなほっとする空間で、テレビ大阪ファンも囲い込んでいける内容としてまとまっていると感じた。

・13分間のドキュメンタリーだが、凝縮力がすごく、見ごたえがたっぷりでいろいろ考えさせられた。もずさんの、反戦や、不遇な人、悲運な人、弱い立場に追いやられている人を思うと涙が出そうになる姿は、映像で見て肉声を聞いてこそ伝わるもので、何度見ても心を動かされる。

・この特集は、戦争を考えるこの時期にふさわしい高水準の内容だった。また、もずさんは大阪のテレビ局が取り上げるにふさわしい人選だったが、中国残留孤児がなぜ起こったのかという歴史の解説があればなおよかった。

・「平和」を深く考えるにあたり、大阪・詩・日中の関係など切り口が多様で、本当に充実した内容だった。平和以外にも、人が自分の言葉を紡ぐことの大切さが描かれており、日本がいま抱えている様々な問題に大きな一石を投じることができたのではないか。



局側
ご意見をいただきまして、ありがとうございます。
ご指摘いただいたとおり、もずさんに一番伝えたかったことを聞いた時、「正義」と答えられたのには戸惑ったのですが、もずさんの「正義」が、平和活動であり師匠の教えを守っていくことにつながっていく、自分の作詞家活動は終わったけれども、自分に残されたことはまだある、と海外での平和のつながりの会などで、ご自身の思う「正義」を伝えたかったのではないかと思います。また、もずさんは視聴者と近い世代なので、戦争を知らない世代の方にも何か考えるきっかけになれば、と思い制作しました。もずさんには、これからも取材を続けていきたいと思います。ありがとうございました。

以上


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