ザ・フィッシング > 過去の放送一覧 > 2005年8月13日放送
大アユで有名な江の川(広島県三次市)を、7月下旬、二人のアングラーが訪れた。 林順二・アユマスターズで一昨年・昨年と二回連続で準優勝している実力派トーナメンター。もう一人は吉田健二・昨年まで四回連続でマスターズに出場し、2002年には三位になっている、こちらも実力派トーナメンターである。シビアな釣りが要求されるトーナメンター二人が、今回は大アユ釣りの醍醐味を存分に楽しむ。 初日はミナトの瀬で竿を出す。林は瀬肩のトロ場へ入り、流芯を狙って深場へ立ち込んだ。激流の大アユ釣りを得意とする林にとっては、これがいつものスタイル。胸まで浸かってテンポ良く掛けていく。一方、チャラでの数釣りを得意とする吉田、先ずは比較的浅い場所を選んで石裏を釣っていく。しかし予想以上の型の良さに、午後からは竿と仕掛けをワンランク強くして臨む。そして徐々に深場へ。大アユの魅力にハマッていく。林はタックルはそのままに、より良い型を狙って荒瀬に移動。ガンガン流れる速い流れの中でオトリを操作して待つ。そして掛かった。体ごと持っていかれそうになるのを耐えながら抜く。25センチ。続いて吉田、24センチ。笑みがこぼれる二人。その後は入れ掛かり状態になった。二日目はナメラの瀬に入ってまた入れ掛かり。良型が面白いように乱れ飛ぶ。その爽快な様子を是非お見逃し無く。