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2007年9月29日
 
 
釣りも釣ったり14魚種!
凄いぞ、ベイジギング

〜 鳥取・鳥取沖 〜






 極細のPEラインを使ったライトタックルのジギング、ベイジギング。これまではシーバス、タチウオ、青物が主なターゲットであった。が、近頃はマダイや根魚も狙われるようになった。そしてメタルジグに留まらず、様々なルアーも使われ、その世界が広がりを見せている。今回は、タイカブラとインチクをリストに加えて、日本海を彩る魚たちを狙う。





  アングラーは、ベイジギングの生みの親・村越正海、関西ソルトルアーフィッシングのパイオニア・古谷秀之、そして今回のフィールドとなる日本海・鳥取エリアの情報に詳しい吉田匡克。

  鳥取沖は砂地底に人工漁礁が点々とあるフィールド。その人工漁礁にマダイや青物、根魚がついている。3人はメタルジグ、インチク、タイカブラとそれぞれ違ったルアーで始める。因みにインチクとは、鉛にタコベイトを装着した日本海の漁師に伝わる漁具の一種。現代風にアレンジしたゲームが、ソルトルアーフィッシングの世界で今人気を呼んでいる。






 まずタイカブラで攻めていた古谷がカサゴをヒット。続いて、メタルジグの吉田が高級魚キジハタ、クロソイを釣る。その後も三人三様のスタイルで、マハタ、ホウボウ、マダイ、サバフグベラをヒット。ベイジギングの懐の深い面白さを味わう。






  2日目の朝、3人は揃ってメタルジグを使い青物を狙う。しかし、エソが釣れただけで青物の反応は今ひとつ。その後ポイントを大移動、鳥取と兵庫の県境まで来ると大きな鳥山が立っていた。すかさずメタルジグを横引きするも、食わない。ここで吉田が一工夫。ショートピッチでインチクをスライドさせて魚にアピール。すると、コンコンしたアタリの後、穂先が食い込んだ。上げてみると、50センチの良型マダイだった。


 





  そのほか、キダイ、チダイ、ウッカリカサゴ、サワラ、ツバスが釣れ船上は盛り上がる。お楽しみに!



● 出演者: 村越 正海(むらこし せいかい)
古谷 秀之(ふるや ひでゆき)
吉田 匡克(よしだ まさかつ)

● 取材地連絡先: 海佐知丸
090-8991-5638