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2015年8月1日

夕方5:30~6:00放送

水中まる見え!鮎釣り大分解

水中まる見え!鮎釣り大分解

石に付いた苔を食む鮎。
エサ場となる石にナワバリを持ち、他の鮎が侵入すると体当たりして追い払う。
そんな習性を逆手に取り、オトリ鮎で野鮎を掛けるのが、鮎の友釣りだ。
陸の上の釣り人は目印の動きや手元に伝わる竿の感度で、
水中のオトリ鮎の状態を把握する。
前アタリ(オトリが野鮎に追われている状態)
本アタリ(針掛かり)など。では実際に水中はどういうふうになっているのか。
今回は、カメラを水の中に沈めて友釣りのメカニズムに迫る。
アングラーは日本最大規模の鮎釣りトーナメント“鮎マスターズ”を
過去2回制している名手・瀬田匡志と、7年前から鮎釣りにはまっているという
SFAの松田拓也。長い鮎竿を1.5mのタナゴ竿に持ち替えて、潜りながら釣り、
水中の様子を目で確認する。浅くて緩い流れの中に鮎が溜まっていた。
そこにオトリを送るも、鮎は無反応。こうした鮎は群れ鮎と言い、
ナワバリを持つほど成長していない。次は瀬肩と呼ばれる瀬が始まるポイント。
先にカメラを沈めてみると、苔のついた石の周りを泳ぐナワバリ鮎がいた。
瀬田と松田が潜ってオトリを送ると、
ナワバリ鮎は口を開け背びれを立てて威嚇のポーズ。
そしてオトリの周りをぐるぐる回って、体当たり。針掛かりする。
水中の様子を目に焼き付けた後は実釣。
松田は入れ掛かり。「少しは腕が上がったかも」と上機嫌。
友釣り師が見たくてしょうがない、でも中々見られない禁断の水中映像を大公開。
どうぞお楽しみに!

Angler

Map

釣り場所の地図
場所・ポイント
岐阜県・益田川
取材地連絡先

益田川上流漁業協同組合
TEL:0577-52-2257

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