池田陽(いけだ よう) 2003年度入社 報道グループ記者を経て 2005年7月からテレビ東京NY支局へ赴任。 現在は経済情報を中心にアメリカで起こるニュース取材を担当。
アメリカでは感謝祭明けの金曜日から、クリスマス商戦が大々的に始まります。 この日は、小売り各社が一斉にセールを開始し、消費者も深夜からセール品目当てに行列を作ります。 マンハッタンにあるトイザラスでも5時のオープンを前に、長蛇の列ができました。
写真の女性は、5人の孫のクリスマス・プレゼントにするため、娘たちと一緒にかなりの数のオモチャを買っていました。 レジまで運ぶだけでも大変で、「自分専用のレジを用意して欲しい」と話していました。
先週あたりからニューヨークは徐々に寒くなってきました。まだ半袖の人も多いのですが、その隣りをコート姿の女性が歩いていたりと、こちらは衣替えのシーズンを迎えています。
そんな中、イエローキャブも衣替えです。ニューヨーク名物の黄色いタクシー、いわゆる「イエローキャブ」が100周年を迎えました。それを記念して、500台ほどのタクシーが花柄に衣替え。地域活性化を目指すNPOとタクシー会社が共同で企画したもので、市内の2万3000人あまりの子供がちが中心となって描いたということです。
花柄デザインは地域の結束力、そして生きる喜びを表しているとのこと。この花柄タクシーは、年末まで走る予定だということですので、ニューヨークにお越しの際はチェックしてみてください。
7月4日はアメリカの独立記念日。きょうは1916年から続く毎年恒例のホットドッグ早食い大会を取材しました。大会は12分間でいくつ食べられるかを競うもので、その模様は全米に中継されます。 過去10大会のうち9回は日本人がチャンピオンとなっていて、今回も小林選手の7連覇がかかった大会でした。ただ、小林選手はあごの関節症をわずらっていて、コンディションは万全ではありませんでした。一方、最大のライバルと言われるアメリカのチェスナット選手は世界記録を更新したばかりで、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
会場は、星条旗をもったアメリカ人が喜びをあらわにするなど、ものすごい盛り上がりようでした。 8年ぶりにアメリカがチャンピオンベルトを奪回したこの日は、アメリカにとって、ある意味、「真の独立記念日」だったのかもしれません(笑)