ドラマコレクション「水戸黄門」

-
水戸黄門 第三十二部
#12「奉公先は子だくさん・仙台」
#13「赤ん坊背負った仇討ち・明石」 -
#12番組内容
どんな奴でも一歩も引かない元気娘!やっと見つけた奉公先は子だくさん。やんちゃ五人のいたずらにも平気の平左。でも切ない娘ごころ、そしてご主人様に迫る悪の罠!御老公が力を貸して、仙台城下の悪退治。
光圀一行は仙台へ。一行が道中知り合った元気のいい娘、良江は働き口を探していた。ちょうど侍の太田鉄之介が女中を必要としており、良江は太田家で働くことになった。
-
#12番組内容2
太田家は長女の市を筆頭に五人の子だくさんで、子どもたちの母親は数年前に亡くなっていた。市が家事を取り仕切っており、良江が家に入ることを快く思っていない。子どもたちは市の指示で悪戯を仕掛けるが、良江は苦にならない様子だ。ところで鉄之介は自分の上司、原頼母とその手下が、盗賊を取り押さえて押収した品物を横流して私腹を肥やしていることに気付き、証拠をつかもうとしていた。だがそのことを原に感付かれ…。
-
#13番組内容
赤子を拾った御老公。母恋しと泣かれ、さすがの御一行も右往左往。そこにはつらい仇討ちの旅を続ける夫婦の悲しみ。御老公が悪を懲らしめ、家族の幸せを取り戻す。
光圀一行は白石へ。アキが小さなほこらに置かれた赤ん坊を見つけた。乳を欲しがって泣く赤ん坊に困っていると、噂を聞いたと言って武家の女、萩が乳を与えるために訪ねてきた。萩は最近赤ん坊と死に別れたという。一行は偶然の好都合を喜んだ。
-
#13番組内容2
さて、格之進とお娟は、慣れない赤ん坊に手を焼いていたが、旅に疲れた様子の侍、鏑木菊之進が自分が赤ん坊の父親だと名乗ってきた。菊之進は、父親の仇、鬼頭源八郎を、妻と子と一緒に旅をしながら探していた。だが、仇は見つからず、時間のみ無為に過ぎてゆく。菊之進は仇を打てば幸せになれるのか疑問に思い始めた。弱気な菊之進と子どもを残して妻は里へ帰ってしまったという。
-
出演者
水戸光圀…里見浩太朗
佐々木助三郎…原田龍二
渥美格之進…合田雅吏
疾風のお娟…由美かおる
八重…岩崎加根子
風の鬼若…照英
アキ…斉藤晶 ほか
(※シリーズ出演者)
-
原作脚本
【脚本】
岡本さとる(#12)
大西信行(#13)
-
監督・演出
【監督】矢田清巳