暴れる通り魔を押さえ込んだ代償に、腹部を刺されてしまったドハン。ヒョンテたちが小児外科を訪れたことで病院に何が起こっているのか知った面々は、今後のことを考えて不安になる。一方、水頭症の息子を持つヒョンテは、ボストンの病院からユンソに相談するよう提案される。手術の危険性を問うヒョンテに毅然とした態度で接するユンソ。チェギョンは自分が病院への支援を打ち切らせ、チョン会長に財務情報を流したと明かす。
目を覚ましたヨンソの元に警察が訪ねてくるが、強いショックを受けたせいでまともに喋れない状態になっていた。先輩後輩の域を出ないように、それでもせっせとユンソに尽くすシオン。父の死の真相を知って落ち込むチェギョンに寄り添うドハン。その一方で、チェギョンとシオンの距離が妙に近いのを見て複雑な気持ちになるユンソ。その後、手術からしばらくして、ようやく犯人の特徴を語ったヨンソ。ところが、病室に犯人が現れ…。
ようやく名乗り出て来た母に対し、幼い頃に傷ついた経験からシオンは思わず「母親は要らない」と反発する。なんとかフォローしたいユンソだが、受け持っていた患者の容体が急変してそれどころではなくなってしまう。自分の責任だと言い出したシオンを、思わず怒ったユンソ。それでも、シオンはどうしてもユンソの心を慰めてやりたかったのだった。そんな中、通り魔に刺されて重傷を負った少女、ヨンソが搬送されてくる。
ヨウォンと共にヒョンテとの話し合いの場に臨んだウソク。すると、そこにはチョン会長の姿があった。そんな時、スクールバスの横転事故が起き、大勢の患者が搬送されてくる。急を要する状況で、シオンにも執刀を命じたドハン。無事に手術を成功させたシオンに、ドハンは厳しくも優しい言葉をかけた。一方、チョン会長は小児科の立て直しと理事長の辞任を求めてくる。チェギョンがチョン会長と組んでいると知ったドハンは…。
目を覚ましたシオンは、ショックを受けたせいか医療に関する記憶を思い出せなくなっていた。記憶の回復には自分が愛されていると思わせることが大事だと聞き、シオンを呼び出したドハン。ようやくシオンの思いに気付いたユンソは、異性としては見られないが後輩としては愛していると答えるが、それはシオンを傷つけるだけだった。一方、シオンの家庭の事情を知っているウソクは、シオンの両親の元を訪ねるのだが…。