小児外科に配属されたシオンだが、副教授のキム・ドハンを筆頭に周囲の反応は厳しい。その場にいなかったフェローのチャ・ユンソは酔ってシオンの部屋で眠ってしまい、犯罪者だと勘違い。その後、シオンが新入りレジデントだと知る。出勤初日、一人の術後患者の異常に気づいたドハンは再手術が必要だと訴えるも、周囲は聞く耳を持たない。患者が心配なシオンは勝手に抜け出し、強引に患者を手術室に運んでしまう。
自閉スペクトラム症ながら、天才的な記憶力と空間認識能力を持つ“サヴァン症候群”のパク・シオン。恩師のチェ・ウソクを頼りに上京する途中、重傷の少年に遭遇したシオンはその場で応急処置を行い、病院まで付き添うことに。一方、ソンウォン大学病院の院長であるウソクは、病歴を理由に不適格とされたシオンのため理事会で彼の採用を説得していた。その頃、少年に付き添っていたシオンは彼の心臓に異常があることに気が付き…。