友人からもシオンとの仲を反対され、シオンも相変わらず不安な様子を見せるが、ユンソの思いは揺らがない。そしていよいよ、イネとイニョンの手術日がやってくる。手術は無事に終わり、イニョンは先に目を覚ました。ところが、イネの容体が急変し深刻な状況に。再手術もできず、回復を祈ることしかできない一同。一方、ヒョンテを筆頭にチュンマンもチョン会長から離反し、自らの立場を捨てて病院を守るために奮闘する。
シオンの独白を聞いてしまったこと、そしてイネからの言葉でシオンへの気持ちを自覚したユンソ。戸惑いながらも気持ちを通い合わせた2人だが、シオンはどうしても不安が拭えない。初めてのデートに出かけても、堂々と付き合いたいユンソに対し、シオンはもう少し時間がほしいと躊躇いを見せる。そんな中、イネの手術についての会議が行われる。チュンマンとドハンは確固たる根拠を基に、見事手術の主導権を勝ち取った。
移植手術を控えたイネのことがどうしても気にかかるシオンは、イネの手術を小児外科で行えないか、ユンソと2人で肝胆膵外科まで直談判に行く。その一方で、ユンソのお見合いのことをきっかけに2人の気持ちはすれ違う。イネのことを相談してきたユンソに対し、ドハンはすでに策を練っていることを明かす。そんな時、シオンが診ていた患者の保護者から主治医を替えるよう要望があった。落ち込んでいないと言うシオンだが…。
横隔膜ヘルニアで重症の患者が搬送されてくる。一刻を争う事態に、これまでならメスを握ろうとしなかったチュンマンはシオンを伴って自ら手術に踏み切る。一方、ソンウォン大学病院で生き生きと過ごすジュニョンを見て悩むヒョンテ。ジュニョンの言葉が決め手となり、そのまま手術を頼むことにする。しかし、術中に腹部の傷の状態が悪化し、執刀を続けられなくなってしまったドハン。急きょ、ユンソがその後を引き継ぐことに。
イネの手術を肝胆膵外科が行うと聞き、ドハンは急いで抗議に向かう。姉から臓器提供を受けることがどうしても受け入れられないイネは病院を飛び出し、ひとまずユンソが自宅に連れ帰るも、急性敗血症を起こして倒れてしまう。一方、ヒョンテはジュニョンを日本の病院に転院させるとドハンに告げる。そんな時、かつて自分をいじめていたうちの一人、ドングと再会して謝られたシオン。許すべきか悩むシオンに対し、ドハンは…。