ある日、禁止薬を投薬したとして病院に調査が入る。さらにキュヒョンの容体が急変し、すぐさま手術が必要な状態に陥るが母親は頑として手術を拒否する。話を聞いていたキュヒョンは屋上から飛び降りようとするが、シオンの必死な説得で思いとどまった。ドハンから画像診断科への異動を命じられたシオンだが、当然受け入れようとはしない。ウノクの伯母が親権を放棄したと聞き、施設に入れられることを心配するシオン。
無事に小児外科に復職することができたシオン。ユンソに抱きしめられるとしゃっくりが出ることに戸惑うシオンはイネに相談するが、異性として意識しているからだと教えられて混乱する。そんなある日、声楽界で有名な少年キュヒョンが患者としてやってくる。のどの痛みを訴えるキュヒョンを、シオンは先天的な難病であると診断する。手術する方法はあるものの、術後に高音が出せなくなってしまうという弊害があった。
責任をとって病院を追われたシオンの代わりにウノクの様子を見ていたユンソ。そこにウノクを虐待していた伯母が現れ、無理やり連れ帰ろうとする。シオンの家族や過去についてウソクに尋ねたユンソは、シオンが兄の記憶以外を消してしまったと聞かされる。ソウルを去ろうと荷物を持って部屋を出たシオン。その頃、ヒョンテはシオンの無実を示す証拠をウソクに渡していた。その結果、シオンは再び病院へと戻れることに。
シオンに対してだけ厳しいドハンの態度が気にかかるユンソは理由を尋ね、ドハンは初めて弟のスハンにまつわる悲しい過去を明かす。その後、以前差し入れを渡してくれた食堂の女性を偶然助けたユンソとシオン。女性の持ち物から一枚の写真を見つけたユンソは…。そんな時、施錠していたはずの病室からウノクが抜け出し、病院中を巻き込んで負傷者まで出る大騒動が起きる。シオンは鍵をかけたと主張するも、誰にも信じてもらえず…。
ウミョングループから支援打ち切りの通達を受け、頭を抱えるウソク。そんな時、まるで野生動物のような振舞いをする患者ウノクがやってくる。彼女は虐待を受けており、犬たちと一緒に育ったという。シオンは動物の気持ちが分かることを理由にウノクの主治医にしてほしいと申し出るが、当然ドハンは突っぱねる。抗議の件が頓挫したことを聞いたチュンマンはウノクの話を聞き、シオンにトラブルを起こさせようと主治医に任命する。