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■放送番組審議会の報告

2003年 - 11月

1. 開催月日  平成15年11月17日
2. 出席委員7名=和田亮介委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、小谷勝委員、正木裕委員、佐々木正宏委員
3. 審議内容

 冒頭、富澤社長が、12月1日午前11時からUHFの18チャンネル(受信機のリモコン番号は7チャンネル)で地上デジタル放送を開始する予定だと説明。デジタル放送の受信機が十分に普及すると見込まれる2011年までの8年間、新しいデジタル放送と、従来のアナログ放送を平行して、すなわちサイマル放送として、2つの波を発信していくと報告しました。さらに、デジタル放送の時代は、従来以上に番組の質が問われる時代になるため、テレビ大阪らしい番組を開発し、地域の視聴者に楽しんでいただくとともに、全国に向かって番組を販売し、視聴者層を拡大していきたいと述べました。

 これを受け制作センター長の大原常務はデジタル後の目玉の一つとして、歴史探訪をテーマにした番組をHD(デジタル・ハイビジョン)で制作する考えを明らかにし、第一弾として、弁慶の謎を解きその実像に迫る番組を、2時間枠で来年2月7日に放送すると述べました。さらに、当面は3ヶ月に一本くらいのペースで制作していく予定だと語りました。

 続いて局側が、10月中に視聴者番組対応室に寄せられた問い合わせや苦情について、総対応件数は2,378件で前年同月に比べ4.0%増、ほぼ同水準だったと報告しました。個別の番組で問い合わせが最も多かったのは日本シリーズ、阪神対ダイエーの第7戦の中継で116件、内容的にはその放送時間に関するものでした。次に多かったのはサッカー、日本代表対チュニジア代表戦に関するもので111件、内容は同じく放送時間に関するものでした。

 番組の合評では、大阪府や市など官庁が提供している情報番組について審議しました。まず、大阪府が提供している「大阪情報箱」については、「結果を知らされるニュース番組の形になっているが、府民としてはこれからのことが知りたいのではないか」、「情報が府から府民に対して一方通行的になっている」との意見が出た半面、「数年前に比べると、かなりわかりやすくなった」と評価する声も出ました。一方、大阪市提供の「桂小米朝のハートフル大阪」は、「親しみやすくわかりやすい」、「市民が参加できる要素があり、楽しい内容になっている」と積極的に評価されました。また、国土交通省・近畿地方整備局の企画協力による「なにわ八百八橋」は、「見て楽しく、しかも多方面に渡って掘り下げた好番組」、「非常にレベルの高い作品」など、出席した全委員から高い評価を受けました。こうした意見を踏まえ和田委員長は、「番組審議会が3年前に審議した時に比べ、格段に水準が上がっている。視聴者にとってさらに親しみやすく、役に立つ番組を目指してほしい」と述べました。
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