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■放送番組審議会の報告

2004年 - 5月

1. 開催月日   平成16年5月20日
2. 出席委員   8名=和田亮介委員長、細川益男副委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、
小谷勝委員、正木裕委員、佐々木正宏委員
3. 審議内容    

 冒頭、富澤社長が、平成15年度の決算について報告した後、平成16年度の予算について説明。「今上期は景気の順調な回復を前提に若干の増収を見込んでいるが、デジタル関連経費の増大で大幅な減益となりそうだ。しかし、何とかふんばって通期で適正な利益を確保するとともに、コンテンツの強化を柱とするデジタル対応に本格的に取り組んでいきたいと考えている」、と語りました。
続いて大原常務制作センター長が、4月の視聴者対応状況について、視聴者番組対応室の総対応件数は2021件で前年同月に比べ94.9%とほぼ横ばい状態だった、と報告しました。

 問い合わせ・苦情のトップは「ニュース マーケット イレブン」に対するもので、3月29日から、放送する株式の採用銘柄をそれまでの東証1部上場の全銘柄から、日経平均の採用銘柄である225銘柄に絞った結果、「なぜ全銘柄放送しないのか」という苦情が引き続き殺到している、と報告しました。テレビ東京にも同様の苦情が引き続き殺到しており、「何らかの対応をしなければならないと考えている」、と語りました。

 また、4月21日放送の「サッカー五輪代表試合~日本vs.ギリシャ」にも、試合の途中で放送を止めたことに対して多くの苦情が寄せられ、原因は、生放送でスタート時間が少しずれてしまい、結果的に尻切れとなってしまったと報告しました。

 今後の主な特別番組については、7月25日に恒例の「天神祭」を生中継する予定だと説明。「今年は放送日が日曜日に当たっており、司会者は久しぶりに西川きよしさんにお願いしている。いい番組になると期待している」と報告しました。

 続いて5月4日に放送したクラシックカーレース「ポンテペルレ2004」について合評しました。委員からは「55分の番組を一言で言えば、平板で退屈と言わざるをえない。せっかくこれだけの取材力があるにもかかわらず、企画力が伴わなかった」、「元阪神の掛布氏を出演させたのは違和感があり、興ざめした。明らかなミスキャストだった」など厳しい意見が続出しました。

 その上で、「一般視聴者は参加した車を全部見たいと思うのが人情だろう。来年からはパレードをして、人気投票を行い、最後の表彰式のときに、レース結果と同時にどのクラシックカーが評判がよかったか、発表すればおもしろいのではないか」、「クラシックカーの専門家を出演させて、社会的な背景などを解説すれば、一般の視聴者にも親しみやすい番組になるのではないか」などといった、具体的な提案も出されました。

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