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■放送番組審議会の報告

2004年 - 4月

1. 開催月日   平成16年4月12日
2. 出席委員   8名=和田亮介委員長、細川益男副委員長、稲田紀男委員、堀江珠喜委員、綾智佳委員、
小谷勝委員、正木裕委員、佐々木正宏委員
3. 審議内容    

 冒頭、富澤社長が、デジタル放送の進捗状況について、テレビ東京、テレビ愛知とともに、3月21日から22日にかけて新システムに移行し、本格的なハイビジョン(HD)放送ができる体制が整い、概ね順調な稼働を続けている、と報告しました。

 これに関連して、富澤社長はさらに、4月編成でのHD番組は25番組、計43時間、全体のほぼ28%となっていること、今後は来春開始予定のデータ放送の内容、方式を詰めていくとともに、自社制作のHD番組を増やすなどの準備を着実に進めていきたい、と報告しました。

 続いて大原常務・制作センター長が、3月分の視聴者からの問い合わせ及び苦情について、視聴者番組対応室の総対応件数は2771件で前年同月に比べ60.4%増と大きく増えた、と報告しました。これは「株式ニュース」に対する問い合わせ件数が327件と多かったためです。3月29日から、放送する株式の採用銘柄を、それまでの東証1部上場の全銘柄から、日経平均の採用銘柄である225銘柄に絞ったために問い合わせや苦情が殺到しました。このほか、健康情報番組の「スーパードクターを探せ!」、「火曜スペシャル なにコレ!?」について、「店を紹介してほしい」などの問い合わせが多数寄せられた、と報告しました。

 また、「午後のサスペンス」のタイトルに、「精神外科医」という呼称が使われたことに対して、「ロボトミー」を連想するので好ましくない、という意見が寄せられましたが、これは外科的な手術をするのではなく、外科医が術後に精神的なケアをしなければいけないことを強調したものであることを説明し、納得してもらったと報告しました。

 続いてプロ野球マスターズリーグにちなんで2月11日に放送した特別番組「野球小僧の独り言」について合評しました。

  委員からは「現役時代に有名でなかった選手が、引退後に苦労しながらも前向きに生きている姿をみて勇気付けられた。年配の視聴者には人生の応援歌になる番組だった」、「それぞれの人生模様が興味深く紹介されており、視聴者に第二の人生を考えてもらえるような、いい番組だった」などと評価する声が大勢を占めました。

 また「年配者対象の番組が少ない中で、この種の番組をシリーズ化して展開すれば、新たな分野の開拓につながるのではないか」、と期待する声も上がりました。
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