水戸黄門

毎週月~金曜 午後2:53~人気シリーズ放送

これまでの放送

08月15日(水)

第413話 幸せ運ぶ青い犬・久留米
第414話 命を賭けた唐津焼・唐津

<第413話>
久留米絣の里を訪れた黄門さま一行の目の前に何と青い犬が現われた。実は藍染めのカメに落ち青く染まった犬を捨てるよう母に言われ、少年は途方に暮れる。父が遺した藍を一途に守る美しき母に言い寄る郡奉行は、「生類あわれみの令」を持ち出し、犬を染めたことが罪になると母を脅す。悪を懲らす黄門さま、青い犬がワンと喝采のひと吠え。

<第414話>
唐津焼の窯元の息子が、他国から来た女と駆け落ちし捕まった。唐津焼の秘伝を守る為、焼物師は他国の女とは結婚できない掟があり、父は家を守る為息子を見捨てる。不憫に思った黄門さまは、息子を牢から救い出す。駆け落ちした女はやはり秘伝を盗む密命を帯びた隠密。だが本当に男を愛していると知って黄門さまは、禁断の恋を結ぼうとする。

08月14日(火)

第411話 忘れられた格さん・尾道
第412話 子供たちの恩返し・中津

<第411話>
尾道で旧友を訪ねた格之進は、知らぬと言われビックリ。友は漁師の暮らしを守るべく浜埋め立てを巡って町奉行と対立。危険な立場に巻き込みたくないと、知らぬふりをしたのだった。お銀の活躍で、浜に遊郭を作る悪事の証拠の絵図面を手に入れる。だが悪は、友の妻子を攫い脅しの一手。友の窮地に、格之進は命を賭して悪に立ち向かう。

<第412話>
身寄りを亡くした子供たちと傘作りをしながら暮らす健気な娘。回船問屋だった父は、利権独占を狙う悪が仕組んだ船火事の為に娘の婚約者もろとも海の藻屑に。そんな時、娘の婚約者の男が浜に漂着。だが男は、母と共に中津を離れるという。慕いながらも子供たちを残してついては行けない娘に、黄門さまが諭した子供たちの恩返し。

08月13日(月)

第409話 若様の水門破り・高松
第410話 飛猿が恋をした・岡山

<第409話>
高松藩の後継ぎを見定めるのが一行のこの旅の目的。その後継ぎの若様とひょんな所で出くわした。浪人に扮し、街の様子を探ろうとした微行で助三郎と意気投合。一緒に遊んだ芸者遊びが、思わぬ悪をあぶり出す。藩重役が水田に水を配分する役職を嵩に不正の数々。若様と手を携えての水門破りが悪を糺す黄門さまの妙手。

<第410話>
難儀を救ってくれた飛猿を、桃太郎と思い込んだ女の子。目前で両親を失った心の傷が、母が話してくれた物語の桃太郎と飛猿を重ねあわせたのだった。一方黄門さまは、造り酒屋を狙い御用人と町奉行が結託、米の流通を制限する悪事を知る。桃太郎の鬼退治になぞらえた悪退治で、幼い娘の心の傷を癒す黄門さま。

08月10日(金)

第407話 陰謀渦巻く淡路島・洲本
第408話 夢を咲かせた大谷焼・鳴門

<第407話>
ひとつの島に殿様ニ人。蜂須賀家の領地でありながら城代家老の稲田が治める淡路島を訪れた一行は、世継ぎを巡る陰謀に巻き込まれる。自分の娘が生んだ稲田の二男を世継ぎに据えようと奸計を巡らす次席家老。帰ってきた正義の若侍とともに正嫡暗殺の陰謀に敢然と立ち向かう。島の平和を取り戻さんと黄門さま、洲本城下の大掃除。

<第408話>
鳴門に入った黄門さま一行。楽しみだった大谷焼の窯は荒れ果て夢の跡。だが、再び窯に火を入れた陶工父子を手伝って見事藍染用の夢の大甕を作り上げる。いよいよ殿様に披露するその席で大甕に張った水の中に子供が落ちた。助ける為に叩き割った陶工父子を斬り殺そうとする悪家老に黄門さま、怒りの一太刀。

08月09日(木)

第405話 瞼の父は銭の虫・吉野
第406話 涙涙の父娘櫛・岸和田

<第405話>
黄門さまが出会ったなんでも金ずくの灘の商人。息子を迎えに来たというのだが、曲げ物師の息子・和吉は、金で片付ける父の態度にその心を閉ざす。一方、大和代官は、娘を召し出し慰みものに。そうとは知らぬ和吉の妹同様の娘は田舎暮らしに飽き飽きと代官の求めに応じて町へ。和吉が助けに行くと知り商人は金での解決を申し出るが。金より心の大切さを教える黄門さまの活躍。

<第406話>
和泉櫛を見に訪れた岸和田で、一行は頑固者の櫛作りの名人に追い返される。大事な長女が弟子と駆け落ち。それから気難しくなったという。姉に櫛を作る為に植えた黄楊の木さえ切ろうとする父を見て、妹は必死に止める。一方弥七が出会った赤子を抱いた兵六玉が姉と駆け落ちした男。姉は病死。男に託された父への詫状に書かれた真実が父娘の絆を再び結ぶ。