水戸黄門

毎週月~金曜 午後2:53~人気シリーズ放送

これまでの放送

04月16日(月)

第243話 津軽馬鹿塗り情け塗り・弘前
第244話 悪を蹴散らす競べ馬・八戸

<第243話>
峠の茶屋で黄門さまが助けた文無し男は、津軽塗りにかけては並ぶ者のない名人。五年前に博奕の借金のため子供も捨てて夜逃げ同然で弘前を出た。再起を誓って帰って来たが、後を継いで津軽塗り職人になった兄妹はそんな父親が許せない。そこにつけこんだ悪徳商人の悪企み。献上文箱を競う親子の溝を見事に結び直す黄門さまの人情裁き。

<第244話>
将軍家御用馬南部駒の本場、長者山に入った黄門さま。折しも将軍献上馬を選ぶ競べ馬を目前に対立する牧場主。かたや荒くれの兄弟達が家老、奉行を抱き込み暴れ放題。その悪辣ぶりに怒った黄門さまが、一方の妨害にもめげず必死で牧を守る若い娘を助ける為に立ち上がる。飛猿と荒くれの弟が決死の一騎討ちで御前試合。

04月13日(金)

第241話 呑ん兵衛医者の秘密・酒田
第242話 八兵衛そっくりお殿様・久保田

<第241話>
米どころの庄内平野の中心地酒田で相変わらずの腹痛で苦しむ八兵衛を診た、嘗ては名医と呼ばれた呑ん兵衛医者。健気に尽す娘の恋の相手は善良な米問屋の若旦那。米の値段を巡る問屋の争いから、呑ん兵衛医者が再起を誓って煎じた問屋のための薬が毒に掏り替えられた。米の値上げを画策する悪人共を懲らしめて、若い二人の縁結び。

<第242話>
米俵に座った黄門さまを打った娘は領主を名君と信じて疑わない。だがなんと八兵衛そっくりの久保田の殿様は黄門さまに憧れ微行で町には出るが、私腹を肥やす家老や代官にたぶらかされて真実の領民の姿は知らない。娘を思いやる黄門さまの怒りが爆発。八兵衛をお城に、本物の殿様には百姓姿で藩の実情を見せて治世の道を説く。

04月12日(木)

第239話 因果が巡る銘刀宗近・高田
第240話 悲願を秘めた水芸師・長岡

<第239話>
盗まれた主君の刀を探し、浪々の身となった武士の息子は責めを負って切腹。刀を盗んだ盗賊を追いつめたが今は病に伏す老盗人の娘は父の素性を知らない。銘刀に執着して刀を騙し取る不肖の息子を嘆く家老。銘刀・三条宗近を巡る数奇な運命に関わった黄門さまの、それぞれの心を思いやる人情裁き。

<第240話>
助三郎と格之進が知り合った水芸一座の太夫は何やらいわくありげ。そして黄門さまが世話になった娘馬子は、元長岡藩御用の米問屋だった父と二人暮らし。長岡城下の闇に跳梁する“義賊むらさき小僧”の目的は奇しくもその米問屋への恩返し。仕掛けられた罠とも知らず悪の巣窟に乗り込むむらさき小僧を助けて、黄門さまが抜け荷の謎を暴く。

04月11日(水)

第237話 天誅!謎の虚無僧・富山
第238話 偽者亭主の親孝行・松本

<第237話>
越中富山に乗り込んだ黄門さま一行は、思いもかけず富山の薬を巡る紛争の渦中に。黄門さまが心魅かれた琴の調べを奏でる目を患った武家の妻女は、死んだと聞かされた夫を待っている。一方藩重役の身辺に出没する謎の虚無僧の正体は。次席家老の専横を懲らしめるため、忠義の侍が死の淵から甦り、天誅を下す。

<第238話>
信州のあちこちから品物が集まる松本で、武家の荷を運ぶ伝馬宿が町人の経営する中馬に様々な嫌がらせ。繁盛していた中馬も今は青息吐息の状態。そこに八年前に家出した娘が、弥七を代理の亭主に仕立てて里帰り。中馬最後の命運を賭けた生糸運びに、馬子に姿を変えて荷を守る黄門さま一行の悪退治。

04月10日(火)

第235話 誘拐された御老公・福井
第236話 意地比べ恋の友禅・金沢

<第235話>
助三郎達と大喧嘩してひとり旅の黄門さま。博奕に負けてまる裸の弥次と喜多を連れにしたのはいいが誘拐されて大騒動。かたや黄門さまの人相書きが届いて自分の悪事露顕を恐れる郡奉行は、今度は黄門さまを偽黄門に仕立て上げた弥次喜多の珍妙さに、大わらわ。私利私欲の郡奉行一味を、本物偽物入り混じって叩き潰す三国湊の大混乱。

<第236話>
友禅問屋と下絵書きが大喧嘩。黄門さまにも手がつけられないほど犬猿の仲の両家の息子と娘は相思相愛で駆け落ちを企てるが失敗。下絵の盗用、藩公御下賜の盃が何故か二人にたった一つだけ。喧嘩のもとは絶えないが、その陰には意外な黒幕が控えていた。絡まった糸を解きほぐし、加賀友禅の伝統を守る黄門さま。